ま*****さんのレビュー一覧

フィローン士官学校―幻獣の國物語外伝
タイトル、表紙どおりタイトとストリクスがフィローン士官学校でどう過ごしたか?のスピンオフです。幼い頃からタイトもストリクスもそのまんまだな!という感じです。 (本編まだ途中までしか読んでませんが)竜騎士とは言えど竜は出てこなかったのでどんな感じなのかな?というのが読めて良かったです。見た目は戦闘機のような竜が、背中に乗せる相棒を選ぶ。特にストリクスの話は少し悲しく、心も繋げなければ相棒にはなれないこと、相棒を失う痛みなどが痛切に描かれていて満足満足です。
Order‐made
服の歴史、布の歴史、オーダーメイドの服とは、という題材がとても楽しく、一話完結なのでどこから読んでも楽しめます。 が、主人公のお節介で向こう見ずな性格、男性口調が最初の方は少しノイズになりました。テーラーという仕事上荒っぽい性格ではちぐはぐですし、(まだ途中ですが)物語上の理由もないように見える。 お金がない相手に無理を言ってスーツを注文してもらう、スーツを作る相手の部屋に乗り込んで家探し、既婚男性にキスをねだる……となんとなく許せない部分が多すぎるのが残念です。 ストーリーも成長譚があるにはあるものの、誰かの一言で目を覚まし改心、めでたしめでたしが多くていつも同じに思います。 1巻の表紙が可憐な女性なので、女性が女性の服を作る話なのかな?と考えたのですがだいぶ中身は違いました。
満月に階段
すごく気になるところで終わった…!続きが是非とも読みたいです! 美しい数式、というのはなかなかわからない感覚ではありましたが、天才肌の少年と、たまたま彼に関わり、かつ数学者を父に持つ少年のほんのかすかな交流の優しさから一転、数式を巡る陰謀が次々と襲い来るストーリーがとても面白くて一気に読みました。
双晶宮
生まれることが出来なかったバニシング・ツインが主人公の体を乗っ取るようになって…というお話。 ホラー、サスペンス…とはちょっと違うかもしれませんが「千晶」の得体の知れない怖さが随所にあります。 日本舞踊、歌舞伎、能などが関わる設定が個人的に好みでした。 儚げな絵柄が合っています。 なぜそんなに空也がモテるのだろうとはちょっと思いました(正直にあまり魅力的に見えなかったので…)。
新装版 赤い靴はいた
東京大空襲、沖縄戦、広島の原爆を扱っています。 凄惨なのは言うまでもありません。 淡い恋心も、かわいい靴が履きたいという小さな願いも戦争が全てあっけなく奪っていく様がつらい。 一番つらかったのは沖縄で、「対馬丸のことを話せばスパイ」「沖縄弁を話せばスパイ」「逃げ込んだガマや水を占領する」と市民を守る守ると言いながら逆のことをしている日本兵の横暴ぶりが嫌というほど描かれています。

ネタバレが含まれています

(タップして読む)

おざなりダンジョン
一気に読みました! もう少しキリマンとブルマンの活躍があったら嬉しかったかも。
ワトソンの陰謀~シャーロック・ホームズ異聞~
原典を読んでいたらもっと面白かったのかも? ホームズ役がワトソンぽい名前、と逆になっているのが面白い。死者から依頼が来るというのは「怪盗アレキサンドライト」と似ていますね。現代バージョンと言うべきか。
海傑エルマロ
安土桃山〜江戸あたりのお話です。人種混合の海賊が「聖杯」と呼ばれる秘宝を求めて海を渡る。 歴史上の人物も出てきて、歴史好きなら必ず知っているだろうあの人を女性に(それもかなり露出大きい謎の衣装)したのは面白い、と思いました。 ラストがなんとなく駆け足に感じてしまったので新大陸まできっちり描いてほしかったなあというのが残念かもしれません。
特攻!アルテミス
レディースもの…?と敬遠していたのですが、面白すぎます!たくさんの人に読んでもらいたい!一度読むだけでは足りず何回も何回も読んでます。 主人公のメグだけでなく月姫メンバーやら他のチームやらたくさんキャラクターがいるのに、一人一人に物語が裏打ちされていて本当に良いです。初代月姫メンバーのエピソードはどれも良かったです。三代目の二人も。もう少しだけ三代目の活躍を見たかったかな。二代目のナオミとみどりとけーこのエピソードがもっと欲しかった。 後白河さんがかなりのストライクでした。嫌味なライバルキャラの変貌!最高です。 作者さんの他の作品も読みたくなりました。 ちょっとだけラスト近くの残念な点。アニーと桃生河がくっつくのがかなりいきなりに思えてしまいました。もう少し伏線があれば満足だったんですが。

ネタバレが含まれています

(タップして読む)

将太の寿司
1巻と2巻はパイロット版で、キャラクターの設定がだいぶ違っています。 3巻からマガジン連載バージョンで、シンコくんなどのおなじみのキャラが出てきます。パイロット版のメバチくんとかなかなかいいキャラでしたけど本編にはいませんね。 将太の成長は自分自身だけでなく周りをも巻き込んで成長していくところが好きですね。佐治さんが変化していくのがすごい! 悪役を描くのはとても難しいと思いますが、本当に憎まざるを得ない悪役が出てきてすごいです。ひとつひとつの勝負、ひとつひとつのエピソードごとに人情味あふれる物語が挟まっていて、読んで良かった〜と思います。 結局佐治さんは「やすと」なんでしょうか「あんと」なんでしょうか…? 改めてまた読んで飛男の話でホロリ…
ゆめ色クッキング
懐かしい!大好きな作品です。 ちょっと複雑な家庭環境やダイエットのしすぎは…という話も温かく描いていて、真摯なお料理マンガです。意地悪キャラとかもあんまり出てこず、ほわほわした気持ちになります。 今読むと歩さんがすごく可愛く、等身大でなんとなく身近に感じます。李花も可愛くて好きだな。 砂糖を入れる前のあんこを舐めてヤケドした、とか熱を出して眠る前に昔抱っこしてたぬいぐるみをベッドに入れたりとか、しっかり者の芹香に時折見える可愛さが好きでした。
コミック戦国無頼
開いて最初の作品が続き物の4作目、というのがなんとも損なつくりという感じがします。
怪盗アレキサンドライト
昼は家庭教師、夜は娼婦、さらにもう一つの顔は怪盗。 魔法や錬金術などファンタジー要素が入らない方が好みではありましたが、これはこれで好きです。 娼婦衣装などもゴージャスに描かれていて楽しく読めました。 19世紀末のパリの風景や娼館のありようなどもしっかり描写されています。
豊作でござる!メジロ殿
農業を主題にした江戸時代の作品というのは珍しい!絵柄が合っていてとても好きな作品です。
花板虹子【完全版】
女性が軽く見られがちな板場の仕事を颯爽とこなしていく虹子の姿が素敵でした。 ロマンスもちょっぴりありつつ、人情と芸術の世界のお話という感じです。
Petshop of Horrors
この作品が読めるなんて! ホラー強めのダークファンタジーです。 妖しい雰囲気の絵柄とちょっと容赦ないシビアなお話がマッチしていて良いです。
源平紅雪綺譚
この作品が無料で読めるとは! 源平合戦を軸にしたBLです。BLではなく衆道と呼びたいような、美麗な絵柄、かつ切ないストーリーです。(最後の一作だけギャグですが) 歴史BLは需要が少ない…と作者さんのお嘆きが読めますが、もっともっと読みたいのにな。
山田くんと佐藤さん
松苗先生の作品はどれも恋愛はどちらかというとサブでメインは女同士の友情、というところがありますよね。 全然違う性格の二人の佐藤さんの、最初はライバルのように始まった友情が可愛らしかったです。
ぶたぶたの休日
山崎ぶたぶたさんというぶたのぬいぐるみが起こす奇跡の数々が楽しい! ……内容はすごくいいんですが、1話1話の切れ目が変なところに入っているのはなんでかな?
侍やめます
武士道とは…という葛藤の中、家族のために侍という地位を捨てて蕎麦打ちになった男性のお話。 短いのでさくっと読めて読後感がとても良い。
月のうさぎ
優しい妖怪のお話です。絵柄もお話に合っていますね。 特定の主人公はなく(小学生のグループがメインになる回が数回あったりするだけ)どこからでも読めるかな、と思います。
蒼太の包丁
主人公の蒼太だけでなく、周りの人たちの成長もとても楽しみな作品です。蒼太がまっすぐすぎてちょっとハラハラするかも? はじめはほんの駆け出しだった蒼太含め周囲のキャラクター一人一人の「人生」を思わせる話が巻を重ねるごとに増え、感動します。 山村兄さん、青柳兄さん、須貝くん、さつきさん、純ペイ、雅美さん、親方、おかみさん、忘れてはならない、蒼太のお父さん。それぞれのキャラクターに深い物語があって、じんわりと優しい。 個人的に一番好きなのは花ノ井くんですね!あのよくわからないけどなんでもわかってそうな、憎まれ役になったりも背中を押す役にもなったりするのがなんとも言えない魅力です。
超香少年サトル
少年漫画なのに香を扱うという時点でとても面白い!しかもきちんと見せ場もあり、ミステリー調の話もあり、一話完結なので気軽に読めます。 絵柄が独特でちょっと損をしているかも?
ミスター味っ子
おいしそうな描写が続くので夜中に読んでしまって後悔しました笑 アイディアが奇抜すぎるかな?とも思いますが肩の力を抜いて読めます。 小西さんが最初嫌味なやつっぽく出てくるのですが、再登場、再々登場の頃にはいい人になっているのが良い。 いけ好かない料理人たちとの料理バトルのイメージが強いのですが、巻が進むと「苦手な食材をなんとか食べさせたい」「そこらにあった食材でおいしく食べさせたい」と将太の寿司につながるようなお話が増えてきて食への愛を感じます。 「亡くなったお母さんの味を再現する」お話が大好きです。感動。 でも海外に出た先生がチーズフォンデュ知らないってあり得るのかな〜?
勇者コジロー2
「2」とありますが何かの続き物とかではないのでここから読めますよ。ガンガン連載中に読んでいました。 ラストはこうきたか!という感じでした。少し駆け足ぎみに感じたかも?
フラッシュ★バニー
ぴょんぴょんで連載されていた作品ですね。懐かしく読みました。読めて嬉しかったです。 女の子向けコロコロコミックとでも言うようなラインナップの雑誌でした。ということでストーリーはそれほど難しくなく、ちょっと展開が早いかな?大人が読むと物足りないかな?という感じの女の子ヒーローものです。雰囲気としてはポワトリンとかトトメスとかが近いかも。 ズラーがちょっぴりかわいい。
給食の時間
優しげな絵柄に反して中身はシリアスで少し重い設定です。家庭不和、小学生に本気になった男性のストーカー、給食費の未払いなど。ですが優しくコミカルな雰囲気があるのでそこまで気が重くならずに読めます。 主人公が小学生高学年なので恋の話やそれに伴うダイエットの話などもあり、真摯に向き合う「給食のおじさん」が好ましく映ります。
チョコっとちょこちゃん
子供の頃読んでいたので懐かしく読み返しました。 内容はやっぱり子供向けではあるんですけど、こんな作品を読んで育てて良かったなあ、と思いました。
かしこみかしこみ
たぬきさんときつねさんと幼い少女の神様のほんわか4コマ漫画です。心があったまる。
Who is 風生!?
「えとせとら」のキャラクターが出てくる回があるのでそちらを先に読むとちょっとおトク感があるかも? ドタバタコメディがほとんどです。残念なのは風生の周りの女の子が崇美以外あまり目立っていないこと。
えとせとら
西部劇風の作品です。動物のエキスを使う銃以外はファンタジー要素はほぼなし。とても楽しく読みました。 仲間が増えていく過程、わかり合う過程が良かったです。 牧師さんが好きですね。
旬 ~味彩の匠~
おいしさを表現する絵が独特で面白かったです^_^ 人情ものというか、優しさも感じさせる作風で楽しかったです。 もう少し長く主人公たちのその後を追いかけたかったな、とそれだけ少し残念ですね。
銀の月の物語
とても神秘的で異国の風景も美しく、楽しませていただきました。 続きが読みたい!
たまゆら童子
神秘的なお話に水墨画のような絵柄がマッチしています。とても好きです!
喰いタン
ほぼ一話完結なのでさくさく読めますね。そしてご飯が相変わらずおいしそうな描写で(味っ子も将太の寿司もおいしそう…)お腹が空きます。 食べる&ミステリーという難しい題材なのによくもこんなにお話が出来るものだ。そして主人公がとにかく食べる、飄々としている、とすごい人なのに嫌な感じもなく、かといって頼りなくもなく、と絶妙なキャラクターで楽しい。 注意。犬がかわいそうな目に遭うのが嫌な方はちょっとつらい回があります。 改めて読み返すと、レギュラーになりそうだった若い刑事さんや謎の敵対組織などことごとく消えてますね。そっちの方が良かったのかもしれません。金田一の高遠、コナンの黒の組織的な存在があったらまた違ったのかな? ファイル70の味っ子セルフパロディは必読。
刑事ぶたぶた
原作も大好きですがマンガもとてもいいですね! ありがとうございます!
ぶたぶた
あったかい話が続く…と思うとどこか切ない話も入ってくる。 最後の話が良いです。 ぶたぶた、なにもの?
龍と魔法使い
原作がどうなっているかわからないんですが、なんの説明もなくシェイラが出てきたり、偽レンを捕まえたまま悠長にテオに講釈していたり、シェイラの独白がよくわからなかったり、なんとなくちぐはぐで説明不足な感じを受けました。

ネタバレが含まれています

(タップして読む)

X

SNSでみんなに教える

ポストする シェアする
Loading...