f*****さんのレビュー一覧

チャイニーズ台風
とにかく楽しいスラップスティック・ラブコメディ。理屈抜きに愉しめます。作者様お得意の時事アニメ・特撮ネタも増量の模様。「超一郎」って初のアニメーションウルトラマンの「ザ・ウルトラマン=光超一郎」から?快傑ハリマオにダイターン3までも…。元ネタ発見もひたか良先生の作品の醍醐味。80年代は最早昔か。
不愛想なカフェ店員に恋する話speciality
喫茶文化教授漫画「カフェちゃんとブレークタイム」の派生作品。「カフェブレ」はかなり一方的なストーリーだが教授漫画故に成立していた。本作はカフェちゃんに恋する主人公の物語なので「カフェブレ」を踏襲した一方的作風(しかも主人公と読者の眼球がシンクロしている)では読者が感情移入する余地も少なく楽しみ辛い。この作品で最終話有料は厳しいのでは?
土方歳三
実際にハンサムだが本作でも土方歳三は格好良い。正邪善悪を超越した生き様がそうさせる。綺麗事抜きに「武士になりたい、上級指揮官になりたい」とのシンプルな野心に時代が味方したのだろう。元祖ミリヲタ?
ランスロットフルスロットル
出生の秘密が明かされる時幸福な生活は終わりを告げる。運命に翻弄される悲劇の主人公の復権を描いた物語。富裕層から一転貧困者となるが執事は主人公に尽し仕える。恋愛や友情も交えた青春ストーリー。
薔薇の絆
「キノコ・キノコ」の作者さんとは思えないSF作品。兎に角怒涛の展開で非情に終る。ストーリー云々より作品世界が大変楽しめた。現在読むと小道具等のレトロとモダンの融合加減が興味深い。
ゼロレーサー
シンプルなストーリーに往年の名車が多数登場。カーアクションも素晴らしく主人公であるゼロレーサーのヒーロー振りも痛快。素直に楽しめる作品。ラストが潔ぎ良過ぎるか。もう少し楽しみたかった。
異界譚里見八犬伝
ジョブナイル版としてお勧めです。滝沢馬琴の南総里見八犬伝には様々な二次創作作品(角川映画版、その原作等)が存在しますがここまで可愛くなるとは正直驚きです。この作品で八犬伝の存在を知り原書の現代語訳位まで辿り着いてくれたら嬉しいですね。デュマの「三銃士」、セルバンテスの「ドン・キホーテ」、横溝正史の「金田一耕助シリーズ」、他にも「大人向け名作」にはほぼジョブナイル版(と日本語訳)が存在するのですから。文学は「楽しみ」と「親しみ」からです。大人も楽しめる為親子でもどうぞ。主人公の少年も元気と向上心に溢れた正義漢なので物語に相応しいと感じます。
ギンバエ
高評価の多い作品ですが敢えて苦言を。命はある程度金で買えます(保険適応外高額医療等)。しかし「救助」は国家・自治体(便宜上)の行政サービス(業務)では?自衛隊や東京消防庁のスーパーレスキュー、米軍のパラレスキュー等です。人命救助を商売にする行為は道義に反しているのではないでしょうか。
戦場のフーガ 鋼鉄のメロディ
ストーリーは悪くない。しかし戦争と復讐が前提の設定は好きになれない。戦争の愚かしさを反戦作品とした「ザ・コクピット=戦場まんがシリーズ」、「A88」等の深みがなく「戦争憧憬」ともとれる作風は残念だ。擬人化がよりその傾向を強めている。制作陣のスタンスに危惧を抱く。
ESPでごめんね
SFスラップスティックコメディを装いながらも互いを意識する故の素直に成れない思春期恋愛が丁寧に描かれていて好感が持てる作品です。二人の恋がSFならではの「運命の出逢い」としている点が素敵です。
ミルキーショック!!
女の子が変身して悪と戦う物語。魔女っ子ではなくSFっ子。「パーマン」の少女版?少女漫画らしく明るく楽しい作品です。「銀河パトロールシルペリマン」の衣装センスには度肝を抜かれました。久々に読もうとしたら有料配信になっていました。生活もあるので課金は厳しい…。もっとも作者さんも生活の為に作品を発表しているので無料期間を懐かしみます。「いつでも無料」に油断していました。
腋~まとめ~fetishism
「カフェちゃんとブレークタイム」は下品さはあるものの「珈琲の手引書」としてそれなりに楽しませていただきました。本作を発見?したのでページを開いてみたところ…。こちらが本業?イラストレーターとしては技量が高い為に星を一つ追加しました。フェシズムに溢れた作品なので読み手を選ぶかと。あくまで男性視線の作家さん。
46歳漫画家、20歳年下の障害者と不倫して再婚しました。(分冊版)
「恋は盲目」。出逢いは偶然か必然か。しかし「不倫」はパートナーへの裏切りでしかない。しかも障がい者の息子さんの居る家庭を棄てて再婚。障がい者の為の社会活動をしている人物としては極めて不適切かつエゴでしかない。46歳、分別は無いのか。他人(ヒト)の生き方に口を出すつもりはないがそれは良識をわきまえた人間に対しての事。作者さんの行為は明らかに罪。それを作品として儲けようとは人格を疑う。何をしても目立ちたいとの浅ましさしか感じない。再婚者とも早くに離婚とは自分以外の人間の人生を掻き回しただけだろう。心の醜さに恐怖を覚える。人間としての道を踏み外した自覚がないので公表出来るのだろう。
少年甲斐~想いは歳月を越えて~
清涼なるセンチメンタル恋物語の良作。プラトニック・ラブはもはや死語か?英米の古典SFラブ・ストーリーのエッセンスを見事「和」に昇華した。タイトルうろ覚えだと検索が大変。
半熟行政書士!
本作の主人公が原作者、奥様が作画者。自らのミスを赤裸々に語っているので本当に実話なのだろう。確かに完璧人間はまず居ないとは思うが、故意か過失か弁護士法違反により弁護士会から刑事告発された上にその弁護士会を民事で訴え二重裁判の結果行政書士を廃業、古書店主に転身とは余りにもどうかしている。若さ故の未熟か人間性に原因があるのかは不明だが資格を取得しても駄目な者は居るのだとつくづく感じる。「薮医者」という言葉もある。ダメな専業資格者に当たらないようにしなければ。(実際これが難しいのだろうが…)。その為の「警鐘」として四つ星とする。
モヒカンつるちゃん
「つるピカハゲ丸」ではない…?それにしてもよく商業誌に掲載出来たな。ホントのスキマ時間にはまぁいいか。
闇の逃亡医
「帝京大学医学部薬害HIV事件」の予言書か。1970年代末の作品だが現在でも十分通用する。何故なら金と権威にまみれた医学界と製薬業の狭く閉鎖的な世界は罪を重ねながら全く反省がないからだ。作画は「ザ・シェフ」、「ロン先生の虫眼鏡」で知られる加藤唯史氏。原作者さんも熟練漫画作家さん。悪党共の清々しいまでの悪人振りが主人公を一層引き立てている。誤解から主人公を追う執念の警部が被害者の代表だろうか。願わくばラストに少々余裕は欲しかった。当時の帝京大学医学部は東京大学医学部の「植民地」だったと記憶している。
アリサ!
この作品です!お嬢さんが軍用マウザー片手に活劇する漫画。タイトルも内容もヒロインの顔すら全て忘れているのにそれだけは脳裏に焼き付いていました。成程、この様な作品だったのですね。再び巡り会えるとは奇跡かも。永年の靄が晴れました。まさか別の作品ではない…ですよね?
斉所 初期短編集
斉所さんの原点が詰まった短編集。作品のテーマが初期からブレないとは素晴らしくかつ嬉しい。独特のクセが魅力になる近年では珍しい作家さん。絵だけは上手い凡百の漫画家さんが増えたが斉所さんの何かを訴え掛ける画力と物語は貴重。応援したい。
無頼ーBURAIー
主要メンバーなのに今迄は主人公に成れなかった斎藤一の視点で語られる新選組異聞は新鮮味(洒落に非ず)に溢れ大変興味深い作品となった。しかし「新選組」作品は美形・美化が多い。実際に二枚目だった土方は言わずもがな。しかし真面目に優れた作品です。作者さんの着眼点に最敬礼!
獣道~地上最強の無手勝流~
これは凄い!確かにラストは残念かつ1984年に端を発する物語とは思えない。仮にも84年、戸籍や義務教育はどうした?と思うが「法力」で何とかした様だ。(法力にはマインド・コントロールと注訳がある)。活躍の場は2000年代、懐古主義を突き抜けた時代錯誤をスキマ時間に楽しいもう。配信でなければ読めない奇作に間違いない。
土偶ファミリー
日常ファンタジーコメディとして素直に楽しめる作品です。作画のクオリティもハイレベルですね。惜しむらくは登場人物たちが中学校に進学し舞台を新たにした折の「打ち切り」の如きラストです。新キャラクターも登場したのに…。テコ入れ失敗?ですが最後まで絵柄が荒れる事無く水準をキープした事実は評価します。
大ボケ超人ウッカリマン
読まねば解らぬ奥深さ。表紙は酷いが高評価な為に読んでみたら理解した。主人公が語尾に「○○カリ〜」と「カリ」をつけるのでこれは後世作品のヒロインが「○○でゲソ」と話すきっかけなった作品じゃなイカ?全23話と短いがラストも上手くまとまっているカリ。登場人物分業制?
セイガク嵐
とある地方都市の市政を牛耳らんと画策する教育長の陰謀の為の「傭兵」と成った中学生少年は番長グループを次々と血祭りに上げるがその真意は。ついには殺し屋忍者!までも登場。重い腰を上げる警察。ツッコむ間を与えない怒涛の物語。大いなる絵空事を楽しもう!タイトルもイカしてる。睾丸潰しは痛いだろうな~。
無法の街
警察制度や銃器弾薬についてかなり正確な点は(完全ではないが)評価する。「ドーベルマン刑事」の原型。「ヤクザは人間のクズ」。これも正しい。悪党共を問答無用に片付ける、ミッキー・スピレインの「私立探偵マイク・ハマー」に近しい思想の作品。大藪春彦もその系譜。警視庁刑事部捜査共助課が「地方課」だった時代の作品。主人公の履歴書から年代が特定可能。作中では「19XX年」が舞台としている。
ナニワ金融道
金は人間を、人生を狂わせる。リアリズムに満ちたこの作品は正に「恐怖漫画」。実際に恐怖くて読めない時もあった。生活に困窮すると人格や品格も歪む。さりとてあぶく銭は身につかない。旧大蔵省高級官僚の接待事件も自覚なき金銭餓鬼の象徴だろう。生まれながらに裕福で全く問題なく生涯を終える人々は地球上に何%存在するのだろうか?
サムの大空【分冊版】
「青い空を,白い雲がかけてった」のあすなひろし氏の作品。繊細な描線で描かれる特有の透明感とペーソス、誇張描写は唯一無二。心が洗われる澄みきった風が優しく吹き抜けてゆく。
おジャ魔神 山田くん!!
うーむ、お気に入りが20ついているが誰もレビューしていない。読んでみたら普通に面白く絵も上手い。無料作品としては楽しめる。掲載誌が不明だが本当に少年漫画?やや上の年齢層対象の様な印象。ダイナミック太郎さん、現在の活動状況が気になる。「おじゃまんが山田くん」を読んだ世代か。
脳みそプルン!【新装版】
不条理ナンセンスギャグ変態系。お世辞にも画力が高いとは言えないが作品世界にマッチした画風で二重丸。森ゆきえ氏の「めだかの学校」、「ブレイク☆カフェ」、東谷文仁氏の「恋と成」、「黒いラブレター」がお好きな方々にお勧めです。
銀河戦国群雄伝ライ
時代劇を検索していたら出会いました。絵は上手だと思います。読んでいるうちに戦国時代と銀河英雄伝説を三国志演義で仕立てている様な印象を受けました。長編ですが一話分が短くストーリーが薄い様な。少年向けとして解り易い作品なのでしょう。
天使ガール
この作者さんかなり以前に「まんがタイムきらら」で連載を持っていた様な…。レビューに惹かれて拝読致しましたがこの作風はおそらく間違いないかと。楽しく面白い作品ですがもっと作画がシャープだった様な。
裸足のスーパーギャル
素晴らしきスポーツロマンの良作。私の拙い文章では正に筆舌に尽くし難い歓びがある。何よりライバルたちとの陰湿性皆無な堂々の勝負が快い。恋愛模様も絡めつつライバルとの抜きつ抜かれつの攻防は手に汗握るスリリング。冷戦下の作品である為に「ソビエト」、「東独」等の国名が登場するが全く旧さを感じさせない点は見事。むしろ「非民主国家」が国策として選手を育成する様には戦慄すら覚える。しかしそれを承知の上で一選手として純粋に頂点を目指すソビエト選手には心を打たれた。ひたか良氏の御家芸であるギャグタッチ、コミカルさも健在。再読が叶い嬉しく思う。
ヤサグレ魔女は人外にモテて夜も眠れない
種の保存本能に正直過ぎるが彼等には正常な事なのだろう。ヒロインには大迷惑だが家柄や資産、打算抜きのピュアな「価値観すれ違いラブストーリー」としてヒロインの「ヤサグレ」を理解可能か否かで評価は分かれるだろう。
黒の迷宮
ひたか良氏最盛期の一編。コメディ、ヒューマンストーリー、スポーツ、アクション、ホラー、伝奇と一人でジャンルの枠に囚われない作品を手掛けた氏の才能に賛辞を贈る。拝読時の年齢により感想は変化するが魅力は色褪せない。時代を超える漫画家さんと高く評価出来る。現在ではご高齢なのだろう。だが電子配信が無ければ如何な名作も過去のものとして消費・忘却されてしまうのだろうか。
キリングバイツ
真剣勝負の「興行格闘技」の新機軸。各生物たちの特性が存分に活かされており特性故の性格、思考、ファイトスタイルが登場人物たちに深みを与え、格闘者と成ったバックボーンが物語を高めている。しかも「興行」の裏に潜む暗く冷たい意志がミステリアスな魅力を醸し出す。バトルのみでは終わらない傑作娯楽作品。画力も高く物語に惹き込まれる。
東京から2時間
北関東と北陸には存在するかも。西日本は作品の趣旨より外れる。大企業の本社本店、中央官庁、有力有名私立大学は東京に集中している為に「東京志向」は続くのだろう。群馬県前橋市から都庁本庁に新幹線通勤している都庁職の方が話題に成った過去も有る。俺ら東京さ行ぐだ。
ブラッドハーレーの馬車
「無限の住人」を描いた人物の作品とは考えられない安易な物語。どうしてしまったのだろう。残念だ。
飛翔伝説
ひたか良氏の作品としてはコミカルな要素の無いシリアスドラマ。主人公が背負った運命に加え主人公を利用する者と加護加勢する者たちの正に「必死」の迫真した世界。本作は伝奇であり幻論としての壮大な物語は今も尚色褪せる事はない。配信に感謝する。
BTOOOM!
「サバイバルバトルもの」としては極めてハイレベルな作品。武器が爆発物というアイデアに加えバトルの本質が「神経戦」である為に登場人物たちの心理描写が素晴らしいドラマを紡いでいる。バトルは当事者同士の意志とは無関係な強制でありバトル運営者の陰謀策謀が物語をより一層深めている。更には数多の登場人物一人一人を丁寧かつ深く描いている点は極めて高く評価出来る。作者様は画力とストーリーティラーの才を兼ね備えた人物とお見受けする。
寂しがり屋のむぼうびニャンコ
王道の日常ファンタジーには違い無い。しかしどう評価させようというのだ?「素直な作品」だがストーリーもドラマも何もない。酷評する意図は毛頭ない正直な感想。
みんなのバス
他のレビュアーさんたちの仰る通りです。全く不快にならない上等な作品です。驚きました。感動も沢山いただきました。仕事に誇りを持っている方々の温かい気持ちに包まれ感無量です。ボンネットバスですか。作中の描写からしてそう古い作品ではないようですね。
人間工場
生命倫理に対する逆説的物語。「神の領域」を冒た禁忌に気付かない者たち(むしろ征服したつもりか)の世界はかくも歪な事か。エゴイズムとマキャベリズムに満ちた狂気の園がここにある。
ティータイム
少し不思議で素敵なお話しばかりです。時間に追われ無自覚のせっかち人間となり、ティータイムすら愉しんでいない自分に気が付きました。英国軍は激戦の最中にもティータイムを欠かさず結果として危機に瀕した事実は珍しくはないと聞き及んでおります。ティータイム=心の余裕は大切ですね。
帰りこぬ風
タイトルが秀逸。ストーリーも王道の少女漫画。良い意味でハッタリの効いたオーバーな描写が物語を高めている。主人公を妬む敵役少女の見事なまでの悪役振りが素晴らしい。ドラマチックな作品を求めている方々にお勧め出来ます。「役不足」の誤用は惜しまれる。
スパイラル模型
表題作が最終話の一話分のみとは驚きでした。一話から五話迄は連続ミステリーです。謎が謎を呼ぶサスペンス仕立ては中々に読ませる作品ですが婚約もその破棄も安易過ぎでは?ですが楽しませていただきました。表題作に続編が有れば「スタンド・バイ・ミー」的なストーリーを期待してしまいます。
いつかティファニーで朝食を
「ティファニーで朝食を」とは本来の意味が異なると思いつつも良く出来ていますね。表紙絵ではヒロインがヘプバーンそのものなスタイルが花丸です。相手役はジョージ・ペパード?「特攻野郎Aチーム」の“ハンニバル“・スミス大佐に化けるとは…。あっ、本作とは無関係ですね。
ザ・先生ション!
これは懐かしい!ひたか良氏独特のセンスが存分に発揮された傑作です。再読しても魅力は色褪せていませんでした。軽快なストーリーをコンパクトに纏めている為に読み易い点は長所ですね。本作を拝読してから「歯磨き」が好きになった記憶があります。
ドーベルマン刑事(新装版)
平松氏の画力の高さは唸らせるものがあります。武論尊氏の御家芸である現実考証を無視しつつも「読ませる」説得力に満ちた作品ですね。魅力的なバイプレーヤーたちが主人公を一層引き立てる良作です。私的には頭脳明晰冷静沈着にして熱き警察官魂を秘めた良識人、西谷さんのファンです。職と家庭を捨て過去の想い人と駆け落ちしかけるとは驚きでした。主人公が愛銃の弾倉をスイングアウトする誤描写は訂正されないままなのですね。「こうゆう警官が今の日本には必要!」とのレビューもありますが違法行為(各種令状未執行)を重ね緊急避難(正当防衛)として「犯人」を射殺する警察官はフィクション内だけにして欲しいものです。
自粛中だけど旅に出てレポを書く
悪くとればタイトル詐欺。作者さんの「空想旅行」を漫画化した作品。しかも異世界。作者さんが楽しんでいる気持ちは伝わるが読者を楽しませる気持ちは置いてけぼり。幾人の読者さんたちが楽しめたのかは謎です。
LINEスタンプ作りに初挑戦してみましたレポ
初発表の手段が不明ですが「同人誌」としてはアリかと。他のレビュアーさんに誘われたカタチで拝読致しましたが、「なるほど、想いは十人十色だなぁ」との感想に落ち着きました。タイトル通り専門書では無いので実践の参考には不向きですが作者さんたち(合作です)のファンサービス的一編でしょうか。
ライブマシーン
作品としては悪くはない。しかしプロフェッショナルたる殺し屋は暗殺対象者に条件(余裕)を与えないだろう。これが違和感。暗殺というよりむしろマン・ハンティング。金(生計)の為ではなく趣味嗜好に近く、マシーンと呼ぶには余りにも人間臭いセンチメンタルかつウェットなヒットマン。
今日も楽しい
この様な作品も描いていたとは作者さんは処置無しですね。何故にジャンルが「ヤンキー」なのでしょうか?
毎日が楽しい
ロッカー荒らしは完璧な犯罪です。男性名の作者さんですがタイトルの真意や如何に?
チック・タク
異なる配信元さんでは全話無料です。辛口評価が少なくはない本作ですが「750ライダー」方向転換後のほのぼの感と肩の力が抜けた作風を併せ持った好作です。「750」直後なだけに比較され短期連載にて幕を閉じた事実は残念です。本配信元さんは一巻が無料購入可能な為に早速購入致しました。
チック・タク
辛口評価が少なくはない本作ですが、前作「750ライダー」の方向転換後のほのぼの感を受け継ぎよりポエム的とした作品です。私的にはインパクトでは「750ライダー」に及ばないものの肩の力が抜けた作風は好きですね。「評価」とは読時の環境や「気分」により変化します。決して悪い作品ではないと感じます。「750」の直後なだけに比較され短期連載にて幕を閉じた事実は残念です。
合作大全集(SG企画)
伝説の同人団体「作画グループ」による合作作品。内容については賛否があるが、これは全ての作品に共通する問題。むしろ「作画グループ」の軌跡と漫画にかけた情熱を評価する。実力と個性、感性に溢れた作家たちが一つの物語を紡いだ。数多の個性が作品を破綻させる事無く融合している。後のビッグネームも筆を折った者も逝ってしまった者も名を連ねている。日本漫画史の貴重な「証言」であると感じる。本作が現在拝読可能である事は幸福であろう。
5ヤーダー
当時の少年チャンピオンらしい荒唐無稽さが最高!最近のマンガには無いパワーみなぎる感覚が存分に味わえる。マンガはチマチマしては駄目。壮大な絵空事を楽しもう!是非ご一読を!
のら犬の丘
同じく原作付きの「竜が斬る」も読みたい。マイナーなので配信は無理なのだろうか…。
いきなりSF
確かに珍作。しかし少女漫画って何故枠外に「作者近状報告」的なスペースをとるのだろう?
さんてつ―日本鉄道旅行地図帳 三陸鉄道 大震災の記録―
壊滅から復興へ。その第一歩としての鉄道マンたちのプロフェッショナリズムが胸を打つ。人間の正しき心はかくも尊く職業に捧げた誇りが素晴らしい。実は三陸鉄道さんを識ったのは「鉄道むすめ」なのですが…。久慈アリス運転士さん元気かなぁ。(何か台無しなコメント)
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