ハ*****さんのレビュー一覧

虎視眈々
内容はまずまず。 この作者はデッサン力はあるけど、何かキャラクターの動きが硬いんだよなあ
流行唄
面白いなあ。若い頃は柳沢きみおのこういう感じのマンガ大っ嫌いだったけど、50過ぎたらスゴく面白く感じるようになった。 いわゆる心の名作的な作品は皆無なんだけど笑笑 飛んだカップルとか、妻をめとらばとか、特捜なんとか?とかの売れてる作品は全く興味ないんだけど、世に出しずらい男の欲望ギラギラ系の作品ホントにオモシロイ
花咲ける孤独
個人的な思い出があります。 山田花子が死んだ時にボクは学生で、根本敬さんと当時コラボしてた在日朝鮮人のシンガーのやっている不動産屋でバイト始めたら、すぐに川崎のクラブチッタでガロのイベントがあり手伝いとしてついて行ったら、そのイベントで根本さんが山田花子が死んだって言って初めて彼女の死を知りました。 ガロの山田花子追悼号でた時に、新宿の構内で若くてキレイめな、そして足が悪いのか引きずって歩いているオンナの人がそのガロを手に持って思い詰めたような顔で歩いていたのがとても印象に残っています。
平成羽衣伝説
割と面白い。お馴染みのオトコの欲望全開の柳沢ワールドのエッセンス抜き取って、コンパクトにまとめた感じ。 格調の高さを求めない、次の展開はどうなるのか?というワクワクで一気に読み進めたくなる、マンガのある種の良い部分を体現できてます。
原宿ファッション物語
爽やかな佳作!
俺にもくれ
オトナのファンタジーをマンガ的リアリズム保つことで成立させている柳沢マンガだけど、流石にこの作品はファンタジーがリアリズムを超えすぎ笑 ドキドキできなかった。
少年の町ZF
4巡目だけど、小池一夫原作で1番好きです! ラストにかけての、気球造りなど1番肝要なところでの正臣クンの活躍が目覚ましい。全員が気球に乗る決心をしたのも彼の言葉があったからこそで、終盤の主役と言っても過言ではない。 作中囁き子は地球の環境下では急速に年をとるという設定になってたからか、後半は囁き子の輪郭がシャープになり、1人だけ大人っぽくなってる。 その後、囁き子は急速に年をとって短命になったのだろうか? アッシュが、その後囁き子には特別な年を取らない術を施して云々とかやるのが想像出来るけど、生まれてくる子供も含めてどうなったのかが知りたい!
魔天使小夜子
コレは、、、駄作
すきすきビッキ先生
最初は昔の感じが面白かったけど、読みづらくてなかなか前に進みません笑笑
続・悪の華 闇華
次々と人が死んでも、マンガ的リアリティは全く失われていない。 量産型漫画の大家、柳沢きみおの本領またまた発揮! 前作と同じ顔した主人公出てきた意味はナニ?結局何も関係ないのに? と読了後しばらくして分かった。作者は同じ顔のキャラクターに前作と正反対の結末を歩ませることで、純愛を相補的に描いたんだって。 前作とセットで読むことに意義があると思います。
悪の華
これ柳沢漫画で1番ラスト素晴らしかったです。 究極の愛を貫くのってこの作家には珍しいパターンじゃないかな??
ワル【完全版】
2巡目だけどヤッパリ氷室が刑務所から出るとこでこの漫画の価値は終わり。あとはヤクザ漫画に堕ちていく。 でも、それまでの時代と対峙した迫力はスゴイ。 同時代に反体制の左翼心情マンガはたくさんあったが、真のアナーキズム漫画ってこの作品くらいしかないんじゃないかな?
哀シャドー
原作者は違うけど、『サハラ』に通じる雰囲気がある。サハラ以前の作品なのかな?
魔物語 愛しのベティ 大合本 (美麗イラスト付き)
小池一夫マンガとしては下位。本質的にシリアスな作品が似合うから、ギャグ漫画がなんかホントの笑いにならないんだよね。 ストーリーモノとしては、中途半端だし。 いや、その後47話見てシリアスモードになってから本領発掘みたいになってきてる笑
カリュウド
むせ返る70年代後半感。チャンピオンのコミックスの巻末の他の漫画紹介ページでしか見たことなかったが、初めて見るのにこの既視感はなんなんだろう!当時見ていたアニメや漫画の空気感の中に一瞬で戻れる。紙媒体での復刻はまずムリであろう残酷な描写の数々。こんな半メジャーなマンガまで見られるようになって、感謝です
青き炎
面白い。ラストはこれでいいと思う。 マリアを犯せず、神を殺した。もうこれ以上の所へ行けないんだから。 作者は起承転結の転に重きを置くから、結がいわゆる名作と比べると重厚さが足りないけど、量産型作家としては仕方がない
サチコの幸【分冊版】
まだ途中だけど、上村漫画のいつものわざとらしい誇張化された表現の多さこそ鼻につくが、内容はまあまあ面白そう
女帝
なるほど、お昼のドラマ的な手軽な読みやすさがあるので、あまり考えないでマンガ読む人には向いてるかも
続・夜に蠢く【新装版】
ずーっと敬遠して一作もマトモに読んだことがなかった柳沢マンガ。このサイト利用してから、青年向け柳沢マンガを凄い勢いで読んでます。オモシロイ!連続して読みたくなる頻度がずば抜けている。 でも、決して自分の心の名作になる作品はありません。よく言われている、ラストが不満だ、手抜きだ云々は、解釈によっては圧倒的なスピードで読み手を惹きつけることの代償では?作者はラストを美しく飾るという作家性よりも、量産型作家として、読者を惹きつける展開そのものを重視して、ラストのことは考えずに思いつくままに描いてるのでは⁉️ ボクは前作の『夜に蠢く』のラストも全く不満ないです。続編が出来るってことは、それなりの整合性あるってことだから。『青い炎』など他の作品のラストも今のところ不満なし。 本作の最終回まであと3話だけど、本当に他のレビューのようにダメダメなラストなのか?楽しみと不安笑笑
おたふく
70年代後半感がイイ!
女優
なーにも考えなくても読み進める、定食屋系の量産型マンガです
男弐
途中まで読んでます。とっても面白いんだけど、80年代後半の小池一夫劇画の常で「ん」が「ン」表記になってるのと、作画も上手いんだけど、微妙にアニメ絵が入ってるのが残念。内容はスゴく好きです。
超劇画 聖徳太子
初回からずーっとクライマックスのまま断ち切れた、圧倒的な邪悪のパワー。原作者がいるのに未完てことは作画のふくしまサンの世界が滝沢さんの原作の枠を超えすぎて収拾つかなくなったてことかな?これ以上続いても新しい展開が想像することができないので、これで終わりでも十分満足は出来ます。
男の自画像 -中年男 プロ野球激闘物語-
一気に読んでしまった!この作者の漫画で初めて最後まで読みました。純粋な野球マンガとは違ったリアリティのある野球描写が面白い。希望としては順子さんと一緒になって欲しかった。今の時代なら離婚しても定期的に子供と会えるから、自分を捨てて出て行った奥さんと子供のためによりを戻す必要無いので別の描かれ方出来たんだろうけど

ネタバレが含まれています

(タップして読む)

隼人がいく
『少年の町Z』『サハラ』など、小池一夫先生の漫画では圧倒的な画力で引き付けられたが、平野仁オリジナルの漫画はストーリーが散漫。最終話で出てきた秀才君も打ち切りが決まってから発想した感じがして、このまま作品が続いていたとしても収拾ついたとは思えない。やはり優秀な原作者とタッグを組んでこそ真価を発揮できる作家なのではないかと感じる。
夜叉神峠
まだ3話分しか読んでないけど、いつもの小池一夫原作ものと違って最初から超人的な能力が備わってる主人公の縦横無尽の活躍ものではなくて、虚無的な諦念に満ちた主人公が斬新。どうやって秘剣を会得していくのか、面白そう。
緑山高校
高校生の時に読んでました。最初はコミックスも買ってたけど、最初の勢いが途中から全然無くなって(よくあるスーパーパワーのインフレで飽きた)いつのまにか読むのやめました。作者にストーリーを作る才能が全くないのが致命的。この漫画以外の作者の作品は読んだことないけど、その後もいろんな作品描いたみたいで、それなりの作家性は持ってたのかな?
パンティストッキングのような空の下
気になる絵柄だが、スカした観念系かなあと疑念もって最終話→第一話と読んだが、第一話から現実を数倍に誇張したイケてるイケてないの二項対立を描きすぎて、才能ある人の駄作感フンプン。 最終話で1992年に24歳で投身自殺した、漫画家の山田花子さんの生前の言葉を引用してるけど、山田さんはこういう確信犯が苦手だったんだろうなあ、、、 最終話までは読んでみるつもりです
あおぞら同盟
おー第一話見終えたとこですが、70年代後半感バリバリ出てますね。こういう予定調和が満載の少女漫画も、40数年後の今、男女無理クリ同権強制の時代にオンナらしく振る舞えずに困ってる、この時代の女の子が女の子らしくいられた頃の記憶を呼び覚ませて胸が切なくなるなあ と最初は思ったのですが、やはり途中からくだらなさすぎて読むのやめました。内容があれば↑の要素は大いにメリットになるんだけど、、、 内容が無いよう過ぎて、ギブアップ
鯨魂
第56話、千葉神奈川間を繋ぐアクアラインを30年前から先取りしている。原作の牛次郎のしっかりとした経済への知識が作品にリアリティを支えている。終盤で続編を書くことへの決意表明がしばしば出てくるけど、何故続編は描かれなかったんだろうか?ナニワ金融道的にドンドン面白い話作ること出来たはずなのに
女教師
1980年くらいの漫画?江川とか中畑とかスタンハンセンの名前が登場人物の口から出てくるが、取ってつけたようなセンスの悪い使い方に恥ずかしくなる。よくこんな人が原作者なんて出来るなあ。第二巻の最初でダウン。80年代的な軽薄さの悪いサンプルとして、ちょっとだけ目を通す価値はあり。
愛しのアイリーン[新装版]
連載時に別な作品目当てで読んでたスピリッツでちょくちょく読んでたなあ。ストーリーうまいし面白いけど、人物描写が大げさすぎ下品すぎでやっぱり好きになれないわ。巻末の作者による作品解説見たら作者の軽薄な人間像がよく出てて納得。もっとちゃんと人間を描いたら良いのに。
マリア
最終話のページが短いぞ!?同棲時代もそうだけど、この作者の漫画は絵の巧さによる芸術的な価値は高いけど、ストーリーが定型化し過ぎてて人間がナマに描かれてない感じするんだよなー
ぶれいボーイ
1973年連載開始か!第6話の枯れ葉の上でのストック使わないスキーはスノボーの先取り?学園紛争収まった後の70年代中盤の内向きなエナジーが感じられる作品
とみ新蔵・初期名作選
作者の名前はどこかで見たような気がするけど、作品自体は初めて身ました。人を殺すことが当たり前の戦乱の世の中での、だからこそ殺すことに対しての人々の葛藤は、作者が敢えて客観的な視点から描くことによって異常なリアリティを感じます。
天地に夢想
渋い!小池一夫原作の時代劇のような軽妙さは無く、まるで小説を読んでいるような重厚感があって、読み終わるのに時間がかかったがストイックな良作だと思います。
日本列島蝦蟇蛙
子どもの頃よく立ち読みしたが下巻まで読んだのは初めて。同時期にブリッコ全盛期の松田聖子がラジオで読者の女子高生?からの「両親がセックスなんてしてたの知りショックです」みたいなハガキ読んだの覚えているけど、主人公の聖はこの純粋さを捨てられずに大人になったんだな。聖(せい)という名前は、'性(セックス)は聖たるもの'という主人公の観念の象徴。ヒロインの娘が処女で結ばれてたら、聖くんのトラウマは解消されていたはず。
X

SNSでみんなに教える

ポストする シェアする
Loading...