ハッピー!(1)

波間信子 8

盲導犬ハッピーは、太陽の子! みんなを幸せにする仔犬(こいぬ)、“ハッピー”は、盲導犬になるための厳しい訓練を乗り越えて、22歳の時のスキー事故によって目が見えなくなった女の子・香織(かおり)の人生を変えていく……。小さな仔犬が、愛情あふれるパピーウォーカーや子どもたちとのふれあいを糧(かて)に、盲導犬としての生を受け止めていくドラマや、中途視覚障害者となった香織の心の成長を描く……感動ストーリー!

盲導犬ハッピーは、太陽の子! みんなを幸せにする仔犬(こいぬ)、“ハッピー”は、盲導犬になるための厳しい訓練を乗り越えて、22歳の時のスキー事故によって目が見えなくなった女の子・香織(かおり)の人生を変えていく……。小さな仔犬が、愛情あふれるパピーウォーカーや子どもたちとのふれあいを糧(かて)に、盲導犬としての生を受け止めていくドラマや、中途視覚障害者となった香織の心の成長を描く……感動ストーリー!

出版社: 講談社
雑誌: BE・LOVE
最終更新:None
もっと見る

全33話

完結済

並び替え

みんなのレビュー レビューする

とっても良かった!
2022年5月27日 違反報告
テレビドラマで実写された物を見た事があります。
障害を受け入れていく事の難しさなど色々と考えさせられる内容でした。
2021年1月24日 違反報告
若くしてスキー事故で失明した、
香織が盲導犬・ハッピーと出逢い生きてゆく物語。

「絶望しか見えない」
「歩けても歩いていく道がない」
「たどり着く幸せがない……」

目の前が真っ暗な様子の伝わる香織のモノローグは、
失明という経験の無い私にも響くものでした。

この作品は決して明るいことだけを描いているのではなく、
現実に光を失って生きる人の身に起こったであろうことにも、
スポットが当てられています。
私たちはそこから目を逸らしてはならないとも考えさせられるのです。

けれども悲しみばかりではない。

香織がハッピーと歩み始めるまでの苦悩を、
歩み始めてからのよろこびを、
その途中、心に転がり込んだ石ころに躓きながらも、
それでも笑う香織たちを、
共に見守って、時には泣いて、
感じてもらえたらと思う作品です。

香織のモノローグが徐々に明るさを増してゆくのも、
読みどころのひとつ!
2019年12月24日 違反報告
すべてのレビュー( 8件 )を見る
試し読み
X

SNSでみんなに教える

ポストする シェアする
Loading...