ギャラリーフェイク

細野不二彦 2

雁作専門の画廊、「ギャラリ-フェイク」のオ-ナ-、藤田玲司のもとに、衆議院議員の梶が、モネの「つみわら」の真作を売ってほしいと商談を持ちかけた。フジタは贋作だけではなく、裏では美術品のブラックマ-ケットに通じ、盗品や美術館の横流し品を取り引きしていることを知ってのことだった。その商談の様子を、S美術館の学芸員である酒井が見ていた。酒井はフジタに、芸術のなんたるかをわかっていない梶には、「つみわら」を売ってほしくはないと懇願する。

最終更新:2024年2月29日0:00

雁作専門の画廊、「ギャラリ-フェイク」のオ-ナ-、藤田玲司のもとに、衆議院議員の梶が、モネの「つみわら」の真作を売ってほしいと商談を持ちかけた。フジタは贋作だけではなく、裏では美術品のブラックマ-ケットに通じ、盗品や美術館の横流し品を取り引きしていることを知ってのことだった。その商談の様子を、S美術館の学芸員である酒井が見ていた。酒井はフジタに、芸術のなんたるかをわかっていない梶には、「つみわら」を売ってほしくはないと懇願する。

出版社: 小学館
最終更新:2024年2月29日0:00
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面白く拝読しました! 初見なのですが、先ず感服したのは30年以上も現在まで続いている事ですね!!! 殆どが1話完の短編仕立てだから読み易く、美術品それぞれのウンチクや歴史等に感銘を受けました。フェイクと業界では馬鹿にされながらも影の暗いイメージじゃなく真作贋作拘らず世界を股にかける飄々とした主人公の設定が面白い! 駆け引きは当然ながら珠にはアクションもある展開が緩急あって見応えもありますね。各話ラストが短編ならではの余韻を含んだ空気感がまた良い、ザマァあり涙ありお人好しあり悔しさありスカッとありなど様々に味わえるのが飽きないです。長く続いた作品だけに時代背景が如実に反映されていて(例えばバブルとかコロナ)それも面白い。一つ好きじゃないのは、三田村さん 冒頭で藤田さんに出した課題がイジワル過ぎ…そこから嫌いなキャラに 年齢が40.50かと思うほどの傲慢さ‼ 若いから社会経験も浅いのに知識だけで高飛車なのがね(それも後々回収はあるけど)…それだけ感情移入させられているのが作者さんの巧いとこだろうが笑。良い作品が楽しめて5巻無料感謝です!
2024年3月12日 違反報告
1~4巻無料とちゃうんかい(# ゚Д゚)
2023年1月23日 違反報告
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