雪の松と宇宙船を肴に一献。世間は未だエドの世が続いていた。いびつに改変された歴史の中でこの世を疎み続ける男、幻四郎。彼は何を求めてこの時をさまようのか―――(表題作『時のオルフェ炎の道行』より)SF的ロマンコミックの傑作集!

SF
出版社: ビーグリー
最終更新:None
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全10話

完結済

全話¥0

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作者さんの名を検索し、大島弓子先生とも親交が有った方だと聞いて納得。派手さこそ無いけれど、なんとも味わい深さが気持ちへ残る短編集。たぶん10年、20年の先、人生経験を積んだ目で改めて読み返そうと、少しも価値を減ずることは無いだろう。文系SFゆえ考証こそ無いに等しかったものの、それでも[九段の母]や[ラジオ大連]など、個人的に忘れられない話になった気がした。(#1[修道士の方程式] #2[七月ひなまつり] #3[パールハーバー] #4[時のオルフェ炎の道行] #5[新聞狂時代]&[カナリア写真館] #6[九段の母] #7[ラジオ・大連(ダルニー)] #8[いつか波の音を]&[懐かしの八月] #9[数多の部屋 数多の階段]&[硝子戸の中])
2023年2月2日 違反報告
面白かったです
2020年10月7日 違反報告
タイトルに惹かれて読んでみたら、すごい傑作ぞろいだった。特に表題作がまさかの某傑作漫画へのオマージュとは恐れ入りました。

ただ相変わらず無神経なところで話が切られてる。この編集部、ほんとにひどい
2020年10月2日 違反報告
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