ながたんと青と-いちかの料理帖-

磯谷友紀 11

昭和26年、京都。歴史ある料亭の長女・いち日(34歳)は、夫を戦争で亡くし、調理師としてホテルに勤めている。料亭「桑乃木」は経営破たん寸前で、資金を提供してもらうため、大阪の有力者の家の三男・周(19歳)を婿として迎えることに。その結婚相手のはずだったいち日の妹は、結婚を嫌がって料理人と駆け落ちしてしまう。15歳も年下の婿を迎えることになったいち日――。年の差夫婦が織りなす、旨し麗し恋物語!

最終更新:2023年12月13日0:00

昭和26年、京都。歴史ある料亭の長女・いち日(34歳)は、夫を戦争で亡くし、調理師としてホテルに勤めている。料亭「桑乃木」は経営破たん寸前で、資金を提供してもらうため、大阪の有力者の家の三男・周(19歳)を婿として迎えることに。その結婚相手のはずだったいち日の妹は、結婚を嫌がって料理人と駆け落ちしてしまう。15歳も年下の婿を迎えることになったいち日――。年の差夫婦が織りなす、旨し麗し恋物語!

出版社: 講談社
雑誌: Kiss
最終更新:2023年12月13日0:00
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勝手に表紙で「恋愛ものかぁ、あんまり好みじゃないな」と敬遠してたけど間違ってました。戦後すぐ(まだ日本がアメリカに統治されていた頃)、洋食も女性の料理人も白眼視されていた時代に、戦争で愛する夫を亡くして悲しみの日々を過ごしていたのに、実家の料亭を支えるための婚姻から妹が逃げてしまったので代わりに一回りも年が離れた男子学生と結婚することになってしまった、という女性のお話です。過去の料理と今の料理を比べて当てこすりしてくる客があったり、外国人のお客さんに苦労したり、お前に任せるのは嫌だと離反されたり。政略結婚の夫とはドライな関係ながらも多少のラブがあったり。ちょっと予想外の面白さでした。
2023年12月13日 違反報告
こういうのすき。でも大好きと思うにはお料理が残念。昭和っぽさが足りない。でもこれはドキュメンタリーじゃなくて娯楽作なんだから私の違和感は見当はずれなのかも。うーん。
2023年5月30日 違反報告
無料の2巻まで。面白いね!先が気になるけど・・・
2022年11月4日 違反報告
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