バキ道
板垣恵介
20
角力(相撲)の「祖」であり日本最古の公式試合の勝者である野見宿禰。その「宿禰」の称号を継ぐ者が現世にいることを知らされる刃牙。脆くて壊れやすい炭素の塊をこの世で一番硬い物質であるダイヤモンドに変える超絶握力を持つ男が…、日本最古にして最強の「相撲」の神が…、バキの前に立ちはだかる。
最終更新：2023年9月7日0:00
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角力(相撲)の「祖」であり日本最古の公式試合の勝者である野見宿禰。その「宿禰」の称号を継ぐ者が現世にいることを知らされる刃牙。脆くて壊れやすい炭素の塊をこの世で一番硬い物質であるダイヤモンドに変える超絶握力を持つ男が…、日本最古にして最強の「相撲」の神が…、バキの前に立ちはだかる。
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男なら誰でも一度は頭をよぎる世界最強。そういう、美学の結晶たる漫画は、すでに完結したと思っても、妄想や仮想、更なる最新の最強を求めて、これはもう「飢え」に近い。どこまでも求め続ける、答えの無い最強論に、延々と答え続けてくれる漫画が刃牙だ。このシリーズ以外にも、過去のシリーズもすべて読破して欲しい。いつか、あなたは気づかないうちに握りこぶしを振り上げていることだろう。
ご存知、刃牙のシリーズ。かつてはグラップラー刃牙を座右の書のようにして、読むと元気をもらっていたものでした。久しぶりの刃牙。やっぱり、元気になりますねえ!画面からエネルギーが溢れてくる感じ。内容が云々の前に、板垣さんの身体性の表現の厚みと深みが理屈でなくクセになり、その世界にどっぷり浸かって何度も読んでしまう。
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