恋とゲバルト

細野不二彦 1

昭和43年4月。世界各国で学生運動が拡がり続け、
日本でも大学などを中心に嵐が吹き荒れていた。
右翼の学生活動部隊の切り札として招集され
仙台から上京した純朴な青年・東儀ひろしは
左翼や右翼の学生たちが入り乱れる
カオスなキャンパスで運命的な出会いを果たす。
荒れる大学構内で植物を育てる可憐な女性・北条美智子。
彼女に惹かれ始めるひろしだが、彼女もまた人知れず
左翼の秘密兵器として活動していた――。
激動の時代、恋と革命のドラマが動き出す!!

最終更新:2022年10月21日0:00

昭和43年4月。世界各国で学生運動が拡がり続け、
日本でも大学などを中心に嵐が吹き荒れていた。
右翼の学生活動部隊の切り札として招集され
仙台から上京した純朴な青年・東儀ひろしは
左翼や右翼の学生たちが入り乱れる
カオスなキャンパスで運命的な出会いを果たす。
荒れる大学構内で植物を育てる可憐な女性・北条美智子。
彼女に惹かれ始めるひろしだが、彼女もまた人知れず
左翼の秘密兵器として活動していた――。
激動の時代、恋と革命のドラマが動き出す!!

出版社: 講談社
最終更新:2022年10月21日0:00
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皆さん信じられないだろうけど、日本にも主要大学が革命だ反米だ安保反対だと沸き立ってたこんな時代があったんだよね。細野さんは「うにばーしてぃーBOYS」などでもセクト活動に軽く触れてたけど、ここでまとめて描くだけの動機があったんでしょう。
この時代は不毛といえば不毛、無数の若者のエネルギーがぶつかり合い、渦巻いて逃げ場のないような熱い閉塞感を、一度作者と共有してみませんか。
2022年8月18日 違反報告
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