君と宇宙を歩くために

泥ノ田犬彦 1

勉強もバイトも続かないドロップアウトぎみなヤンキーの小林。ある日彼のクラスに変わり者の宇野が転校してくる。小林が先輩から怪しいバイトに誘われているところを宇野に助けられ、その出来事をきっかけに2人の距離は縮む。宇野のことを知れば知るほど彼の生き方に惹かれ、自分も変わろうと行動する小林だったが…。「普通」ができない正反対の2人がそれぞれ壁にぶつかりながらも楽しく生きるために奮闘する友情物語。

最終更新:2023年11月22日0:00

勉強もバイトも続かないドロップアウトぎみなヤンキーの小林。ある日彼のクラスに変わり者の宇野が転校してくる。小林が先輩から怪しいバイトに誘われているところを宇野に助けられ、その出来事をきっかけに2人の距離は縮む。宇野のことを知れば知るほど彼の生き方に惹かれ、自分も変わろうと行動する小林だったが…。「普通」ができない正反対の2人がそれぞれ壁にぶつかりながらも楽しく生きるために奮闘する友情物語。

出版社: 講談社
雑誌: アフタヌーン
最終更新:2023年11月22日0:00
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全1話

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発達障害?と思われる転校生と、発達障害ボーダーラインぽい主人公の心の交流の話。正直なところ当事者として、さすがにこんなにひどくはないのでは…と一話を読んでちょっとウッとなってはいたんですが、二人の距離が縮まり、部活に入ったり、少しずつ世界を広げていく描写が優しかったのと、最近のお話で「どれだけ大好きな友達であってもずっと一緒に遊んでいると(お店の音響や照明の刺激などもあるけれど)疲れ果てて体調を崩す」なおかつ「それを素直に相手に伝えると嫌われないか、もう誘われなくなるのでは葛藤してしまいなおのことストレスが増える」話があって、泣いてしまいました。特性上のつらさはどれも簡単にどうこう出来る問題じゃないけれど、この二人なら乗り越えられるという確信がある作品って嬉しいです。現実はそううまくは行かないだろうけど、物語の中でだけでもそういうお話が読めるのはありがたい。
2024年2月2日 違反報告
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