f*****さんのレビュー一覧

クロザクロ デジタル新装版
私感では表紙絵で損をしている作品。実際に拝読すると画力も高くストーリーも納得出来るエンターテイメント。幾度か表紙絵で避けていたがまさかの完成度。読んで良かった。
婚約者に裏切られた錬金術師は、独立して『ざまぁ』します コミック版 (分冊版)
正に凡百。正直に魅力、感動共に皆無。デビューした以上是非とも「化けて」欲しい。画力が低くとも素晴らしい作品は実在するのだから。WEB版にて読んだので広告は特に気にならない。アプリ版が存在する理由は疑問。
探偵ミステイク
高校在学中にデビューした変態少女ギャグ漫画家森ゆきえ氏もとうとうやらかした記念碑的作品。「少女漫画」の枠内では変態性が光るが枷が外れると無軌道となる見本。氏の本性が露わに成った作品なので星五つ。
ドクターメシア
職業作家には混迷期がつきもの。 多作家にして息が長いと尚更。 登場人物(人物?)擬人化ウーパールーパー物語。山椒魚のスーツ姿が新鮮。 カバだとムーミンになります。
ごめんなさい…
昨今生活保護適応者(世帯)は何かと叩かれるが何故叩くのだろう。 生活保護は憲法より認めらた正当な権利であり、「就労困難かつ生活に困窮」という厳しい状況下にある方々のセフティーネット。 生活保護を含まず人間は全て法の下(かつ倫理的に)に等しく平等なのに。 昔は小学校でも生活保護制度の正当性を教わったが「人権」により厳しい現在に於いて何故に誤解や偏見、差別、心無き中傷が増加するのだろうか。また何故制度の存在を知らず苦しむ人々が存在するのだろうか。 日本は根本的な「教育」を誤った国と成ったのか。恐ろしく悲しい現実だ。
極道記者
みね武氏が描く「漢の表情」には説得力がある。何かとアウトロー作品が原作となる事の多い氏だが、それ故に「キマる」のだろう。 「野獣警察」とは異なるリアリティッシュなストーリーに良く調和している。配信感謝。
拳銃対拳銃
流石は佐藤まさあき氏。教科書には載らない戦後史をケレン味とハッタリをたっぷり効かせて描いています。ここまで個性を出せば打切りはむしろ「勲章」かと。そもそも王道の完結とは何かと問う作品です。
ビバ☆はにわ好き
はにわ。はにわ?、はにわです。「人形」ですよね。でもフランス人形でも日本人形でもマネキンでもフィギュアでもない。こけしも違う。リカちゃん人形、バービー人形も異なる。兵馬傭ぢゃない。VIVAはにわIN LOVE。
ききみみ
結構イケる。かなりウケる。とってもシュール。短編だがスゴい。私に語彙力は無い。
ノストラダムス・愛伝説
凄い作品ですね。正に「奇書」。 この様なビックリドッキリ作品が存在したとは驚きです。 しかも作画者は「ズウ青春動物園」のやまさき拓味氏! 以前に日ユ同祖論をテーマとした「赤い鳩アピル」にて「ヤラレタ!」と感じましたが本作も誠にトンデモナイ。小池一夫氏、恐るべし。配信感謝です。
森の中の魔法使い
久しぶりに再読しました。プロの漫画家さんの作品ではないのですが良い意味で自由に描かれたお気に入りの作品です。手作り感、同人誌より凝らず精肉店のお惣菜(どうゆう例え?)の様なほっこりした味わいが好きです。
新・野獣警察
何かと批判は多い。しかし長期連載にして「新」が発表された事実は人気を裏付けている。ここまで下品に徹するといっそ清々しい。作画者みね武氏の実力は本物。かつてのパルプ・マガジンを彷彿とさせる娯楽作。星5つ。
幾百星霜
まだ途中です。「はいからさんが通る」の時代?男性は何だかんだ言っても婦女子に勝てない様に出来ているのです(笑)。年号は好きではありませんが「大正浪漫」(デモクラシーも含め)は乙女が元気に輝いていた時代として素敵です。たった15年間のきらめき時代、少し憧れます。私は昭和二桁産まれです。
あの娘ぼくがヲタ芸決めたらどんな顔するだろう
正直不快。この様な世界に身を置きたくはない。「好き」に談合は不要。馴れ合いも不要。仲間ごっこは最不要。漢は独り途を行け。
雲をけとばせ
「サイクル野郎」に「夕やけ番長」荘司としお氏の描く主人公男児には不思議な魅力がある。哀しくとも陰性ではなく一途なのだ。リアリズムを求めると陰性に触れざるを得ない。「少年漫画」の主人公に相応しい人物は荘司としお氏作品の中にある。
武則天
良質なる歴史作品。ストーリーもさることながら宮廷内での身分社会、各々の立場・生活等実にためになる。「野獣警察」にて何かと叩かれたみね武氏だが画力、表現力はやはり本物。原作に恵まれて本当に良かった。
間宮林蔵 長崎出島異聞
ここまで酷くマミりんを描いた作品は皆無だろう。マミりんが草葉の陰から抗議するレベル。
デッドマキシマム
「ジャイアントまりん」のオカルト版?作者さん特有のマニアックかつ凝り過ぎた設定は健在。小道具・背景解説の衒学は大藪春彦、門田泰明レベル。両氏同様に本質より無駄が多いが不思議と作品になっている娯楽作。
最果てのサイクロプス
かなり読ませる作品として私的には高評価です。真の主人公は黒眼鏡のテロリストだと感じます。確かに打切りともとれなくはないラストですが、孤独なテロリストの儚き夢としての坦々な終劇は作品に相応しいかと。
魔都覚醒ー無頼ー
「斎藤さん、次も主役ですよ」。「えっ!本当?!」。と始まった続編。小編ながら前編同様楽しめます。新選組モノの主役は土方、沖田、近藤がメイン。斎藤一に目を付けるとは良いセンスです。私は山南さん押しです(笑)。
かしこみかしこみ
こんな神様と暮らせるご町内って素晴らしい!素敵なメルヘンですね。幌倉氏の作品は常に優しさと温かさに満ちていて心が洗われます。三神様と神使たちの絆も心地よく、もっと読みたい作品です。
UFO・デロ
簡潔に纏まった秀作。芳醇な浪漫を味わう作品であり時代を超えて色褪せていない。他のレビューに覚えた違和感は戦前、戦中、戦後と続く長い期間を元号の「昭和」で片付けている点にある。元号は卒業しましょう。平成末年と令和元年にどれ程の違いがありますか?
人生をかけた復讐を終えた、ダークエルフさんは暇を持て余している
もう最高!気が付けば再読しています。ダークエルフさんを含め登場人物たちの「キャラが立つ」点が魅力。遅れ馳せながらレビュー致しました。国王の后候補と成った心優しい平民少女に芽生えた「野望」がリアル。いや「向上心」か?皆でリススス体操しましょうか。
野獣警察
この様なパワー漲るエネルギッシュ・バイオレンスは近年では望めないだろう。主人公は「職業恐喝屋」であり殺人をも厭わない倫理観の欠如した自称「糞蠅」だが彼なりにルールを持っており不思議と憎めない人物像と成っている。小悪党精神で大悪をやってのけるが恐喝対象は大悪党に限られる為にバランスを保っているのだろう。ろくな死に方はしないだろう彼の刹那的、即物的な生き方はいっそ清々しくもある。友も無くただ金と女にのみ生きる「糞蠅」の物語。それ故に仇討ちの助っ人を頼まれた際に芽生えた儚い友情の錯覚は白眉であった。これ程主人公に憧れを抱かない作品も中々にないだろう。
侍ナウ
素直に楽しめた作品。事実上の異世界ファンタジーだが現在の日本とシンクロした世界が絶妙。打切り作品の様だが何故だろうか。実に惜しい。主人公の一人である少年がカクテルを注文する際に「シャンディガフ一つ、ビール抜き」と素直にジンジャーエールをたのまないのはお年頃?
女かじき特急便
TVドラマ版より原作(本作)が優れています。母子家庭母親のバイタリティと母性、人間性、人情味に溢れた物語です。昨今の「働き方改革」はお題目だけで現実と乖離している。本作の主人公は「個人事業主」ですが。
ドリームノーツ
ストーリーは悪くない。しかし絵柄と構図で評価を下げている。あくまで私感。星5つの実力を秘めている作品と感じる。漫画は「嗜好品」。評価は難しい。「良い物語だが読みづらい」が正直な感想。
SF恐怖入門
実に古典的だがそれ故に真理をついている。作画は素朴だがむしろ現在作が過剰とも感じられる。「恐怖」というよりも「警句」であろう。この様な良作が存在したとは嬉しくも驚きである。配信感謝。
マンガでわかる異世界冒険の書 (電子コミック版)
「異世界人向け漫画の描き方入門書」?、それをパロディ化した作品?しかし楽しく面白い事は確か。パロディ化へのセンスが光る。「○○を撫でるだけの簡単なお仕事」のみでは終わらず良かった漫画家さん。
独眼探偵
これこれ、コレですよ!生活感皆無、頭脳も切れるが身体を張る正義漢の私立探偵活劇。荒っぽい稼業ですが主人公は実にジェントルかつダンディな男が惚れるナイス・ガイ。シンプルですが奥深い。最高!
ポリ婚!
視点にも依りますが「異世界ファンタジー」ですね。警察官の結婚規則(結婚相手及び家族・親族に対する調査・評価)、警視庁独身巡査は寮(待機寮)に住まなければならない「掟」ともいうべき規則を無視した現実離れしたストーリー。荒唐無稽に成りきれなかったが故に説得力に欠く残念作。小規模県警が舞台ならまだアリかも。
恐怖!人食い猫
タイトルとは裏腹に単なる恐怖漫画ではない。思春期の少女の「心」、悩みや葛藤、本当の気持ちに近付く過程が独自のスタイルで描かれている。H・G・ウェルズの短編「塀に付いたドア」に迫る良作。
へそで茶をわかす
現在のご時世に必要!下手に捻らず素直にシュールな点がイイ。主人公に付き合う友人の苦悩が偲ばれるなぁ。「友情は理屈や損得ではない」という深いメッセージが伝わる(?)作品でした(*^^*)
マッスルガール
題材に対し実に論理的な点は評価する。しかし代償として説明台詞が多過ぎスポーツ作品に求められるスピーディなテンポに欠ける。シリアスなのかギャグなのかもどうにも中途半端なのは残念。致命的なのは「リアル感」が皆無。リアリティ、リアリズム以前の問題。世界観の構築に失敗している。筋は通っているので星三つ。
呑凶の人々
正直に良く出来ていると感じる。昨今四季毎に新作アニメーションが放送されるがその内に入っていても不自然ではないレベル。アニメーション作品はかなり多数だが類似作・駄作も少なくない。本作は個性を確立している。映像化の基準とは何かと改めて考えさせられる。「利益」と言ってしまえば終わりだが。ともあれ素人には解らぬ業界基準があるのだろう…。
悪いやつほどよく走る
中々に読ませる。ジャンル分けは好きではないが「純文学」的に感じる。世の中識らない作品ばかりだ。配信と初レビューアー様に感謝。
一杯のラーメン地獄変
何処をどうしたらこうなる?何故に配信?頑張って一生懸命描いた作品なのかもしれないがいくらなんでも…。もし良かったらご一読を。そしてレビューを拝読したいです。嗚呼、疲れた。
希林館通り
私には合わなかった…。如何に旧作でも色褪せない作品が存在する一方で作品の本質により価値観を共有出来かねる作品も有る。本作は残念ながら後者。作画もただいたずらに複雑なので読みづらい。あくまで私感です。
かたばみ抄【分冊版】
「青い空を、白い雲がかけてった」もそうなのですが、あすなひろし氏特有のペーソス、儚さ、切なさ、登場人物に対する澄んだ眼差しは素晴らしいですね。クリスタルで紡がれたかの様な作品は唯一無二の個性と感じます。
くの一隠密 紅組
素直に楽しめるエンターテイメント作品です。そもそも時代劇は時代考証無視で良いと思います。(国家公認?の歌舞伎もかなり時代考証を逸脱していますし)何より全10話で簡潔に纏めた為に大変「解り易い」構成が評価出来ます。過ぎたるは及ばざるが如し、です。
《総天然色爆笑絵巻》無茶四
商業(プロ)デビューの基準とはかくも不鮮明であるという現実に深く直面する作品です。
辛口サンド・うぃっち
「おじゃ魔さまっ」以前の作品だろうか。描線は粗削りながらスタイルは確立している(と、思う)。「おじゃ魔さまっ」同様に未知なる世界からの侵略スラップスティックコメディ。何かと至らぬ点はあれどつい読んでしまう土肥けんいちワールド。略歴、掲載誌共に不明。現在何処で何をしているのだろうか…。
バケ猫のタンゴ
恐怖くないバケ猫との同居ライフ。お互いの主張の攻防がシンプルかつユーモラスに描かれています。ケンカするほど仲が良いとは正にこの事。昨今はどぎつくあざとい作品が多いですが肩の力が抜けた本作は清涼剤です。全12話、もっと読みたい作品です。
静かなるドン
ヤクザは卑劣な職業犯罪者。故に美化や憧憬は許されない。しかし本作はコメディ。出生に時代や国、親は選べない。本主人公も極々普通な家庭に生れたかった事だろう。ヤクザとは親の因果が子に報う存在自体が悪であるとの逆説的コメディか。作品自体は良く出来ており人気もうなずける。
まいったカッパは目でわかる
困難に直面した時は「カッパ笛」でカッパ君を召喚しよう!救けてくれないけど。初デートなのに酷い下痢。カッパ君は一本のきゅうりを差出した。栓をする為か?お尻にきゅうり一本挿し込む主人公…。凄い作品。
歯ぶらしのメルヘン
表題作のメルヘンは中々に教訓深く楽しめた。1質流れ品はいわくつき。2気を許すと憑かれる。3二兎追う者は一兎も得ず。4衝動買いは結局損をする。しかし主人公と妖精さんは結構良いコンビでほのぼのが花丸💮。
おじゃ魔さまっ
コンパクトにまとまったドタバタコメディーでそれなりに面白いが最終回は悲しい。侵略者の姫が言われないと女の子に見えない点と読者のツッコミ狙いが減点要素。報道部の部長、吾妻ひでおさんのキャラクターに似ている気がする。
まっかな人間像
このアホらしさは結構イケる。「お気に入り」も40を超えているのに評価は低いしレビューも少ないのは私の感性がおかしいのか?特に第6話はお勧め。実際にこの様な医師(勤務医)に当った経験があるだけにアホというよりブラックジョークとして味わえた。
べっちんとまんだら
極めて不条理ながら不思議と完成している作品。読者の想像力に委ねられた不可思議世界は夢か現か。杉並区は仕事(官公庁営業)で幾度も区役所に通ったがあの瀟洒さは皆無。べっちん。「別珍=コーデュロイ、ビロード」。
人形峠
後発のオカルトホラーは大変だ。漫画を含め他作品でアイデアは出尽くした感がある。余程のエポックメイキングで無い限り印象は薄くなる。本作は頑張ってはいるがストーリー、登場人物の魅力、設定・世界観は今一つ。リアリティとオリジナリティが不足している。また一話分のページ数が少なく全体の構成に纏りを欠いている。しかし全134話の努力は認めよう。
コンピューター・ヒーロー
ひたか良先生初の「科学的」変身ヒーローではないでしょうか?当時のコンピューターに対する「万能の利器」のイメージがよく表現されています。先生の作品はやはり女の子が強い(笑)。ですが変身頼みとはいえ彼も本心が正義漢なのでバランスが良いですね。真紅の学ランの背には竜刺繍、名乗は「紅の竜」、このティストこそひたか良先生。手の込んだ小規模な陰謀が短編に凝縮され、ひたか良ワールドが存分に味わえる快作です。件の学ラン、A○az○nにあったりして…。
凶獣の牙
ストーリーはそれなり。しかし私刑執行人たる主人公の表情が穏やか過ぎる点に違和感を覚える。「必殺仕事人」の様な緊張感に欠ける。悪く表現すれば腑抜けの顔。
アシュラ
ジョージ秋山氏最高の名作にして当時最大の問題作。従軍はしなかったが第二次世界大戦という地獄を経験した氏にしか描けなかった作品。発禁処分は日本が「平和」だと思い込みたい戦後為政者の発想。真の人道・人権よりも「臭い物に蓋」との愚かな行為だった。残酷さを賛美してはならないが生延びる為に仕方がなかったのだ。この作品を電子書籍で読める我々はここまでする必要の無い境遇にひとまず感謝しなければならないだろう。感謝の対象は人それぞれだが。
がめおべら
よく有る設定。正直期待していなかった。しかし惹き込まれた作品。個性的な登場人物たち各々の立場と思惑、スピーディなストーリーで読ませる。黒幕の悪意が緊張感を付与し物語を広げ過ぎなかった点が功を奏した。ヒロインの眼帯は「伊達」ではない。
ゆうひが丘の総理大臣
2023年現在の基準では計れない作品である事は確かです。連載時は大変人気の高い傑作と評価されていました。(無論反対派も居ました)映像化までなされ、正に「一世を風靡した」作品です。映像化は失敗でしたが。
モンゴル滞在記
皆様が仰る程酷い作品ではないと感じます。確かに余計な一言や一種厚かましさは見受けられ、それは褒められるべき事ではありませんが余程の聖人君子でない限り内心に抱く事では?作品化に当り本音に正直過ぎたのでしょう。自らを良く見せようとしたら幾らでも可能ですし。確かに文字は読みづらい部分もあります。初出が自費出版との事で活字に費用を掛けられなかったのでしょう。しかし手書きで発行するならば改善すべき点ですね。総じて作者さんのモンゴル愛に満ちた正直な体験記です。
いいねが無ければ死ぬ
趣味の絵を公開する主人公は「いいねが一日に100以上無ければ死ぬ奇病」に冒された。努力と周囲の協力で乗り越えるが病状は悪化(いいねの桁が上がる)。最終話までこのパターンが続く。何とかなる結果が明瞭な為に死病にもかかわらず切迫感や悲壮感は皆無。安心して読めるが些か退屈でもある。「いいね」願望を皮肉った訳でもない素直な作品なのだろう。このレビューに「いいね」はつくのだろうか?
丹下左膳
やはり丹下左膳は時代物のヒーロー。低年齢層向けに脚色してもその存在感は色褪せない。魅力的な主人公と興味深いストーリーの相乗効果が名作となる好例。シンプルに纏まった仕上がりが楽しめる。
新撰組不始末記 近藤勇
この作者さんは知りませんでした。題名から近藤勇は敗軍の将として不自然さはありません。ところが内容は日常系ナンセンスギャグ作品でした。絵は意図的に下手に描いているのかと思いましたが実力の様です。どうやらこの様な作品専門の漫画家さんらしいです。一日一話専用チケットで読んでいます。
冗談新選組
表紙に騙されてはいけない。正真正銘「風雲児たち」の系譜。併録の「仁義なき忠臣蔵」では定番と成り過ぎ作品数は多いが皆似たりよったりの「忠臣蔵」解釈に一石を投じている。その視点こそ「みなもと史観」と唸らせる見事さ。長文レビューは読まれる方々にも辛いと思うので是非ご一読を。しかし「新選組」モノといえば「美化」が定番なのに近藤はともかく土方・沖田を二枚目にしなかった漫画家さんはみなもと氏だけか?(ゲゲゲの)水木しげる氏の作品もそれなりに二枚目寄りだったし。タイトルは「近藤勇・星を掴みそこねた男」と記憶しているが…。横道にそれてしまった。
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