ま*****さんのレビュー一覧

内臓いっこ取っちゃった
同じ病気で入院するので励みになりました!ありがたい〜! 相当重たい症状のように見えましたが入院4日くらいで済むんですね…医学の進歩ありがたい
介護福祉士とんこちゃん
様々な意見あるかとは思うんですが、障がいある男性のお出かけボランティアに「若い女子大生に来てもらうことにした」と言うその人の保護者とそれを受けて「○○さんデートなんですよ」って言っちゃう主人公に軽く引いてしまったんですが、こういうのって当たり前にあることなんですか?
神さまのつくりかた。
うわーっ!懐かしい!Gファンタジーで連載されてましたね! これから少しずつ読みます! 男性禁止の聖域で戦神子となるために育てられた小春。今はまだ空気を蹴る能力しかない、でも魔物みたいなものはたくさん襲ってくる…そこで出会った少年たちとの交流も爽やかで読み進めるのが楽しみです!
カツシン~さみしがりやの天才~
昭和の話なので多少現代の人間は受け入れられないようなエピソードもあるものの、人間らしい勝新太郎の物語にグッと来ますね。親交のあったバルテュスとのエピソードが泣ける。
サトラレ
ざっくり「心の中が伝わる人の話」という知識だけで読み始めたのですが、予想よりかなり設定がきっちりしていて面白かった。 サトラレは他の人よりも頭脳のレベルが段違いに高い。でもサトラレであることを知れば自死の可能性もある。様々な条件のもと告知を受けた人もいる。これが基本の設定。ここから、サトラレの子もサトラレなのか?思春期のサトラレは?海外のサトラレは?医師や政治家など守秘義務の必要な職にサトラレは就けるのか?サトラレが邪悪な意思を持ってしまったら周りにも影響を与えるか?と多岐にわたる物語が複雑に重なってページをめくる手が止まらなくなる。
マタギ
ゴールデンカムイ好きな人は読んだら大満足ではないでしょうか。立派な先達。「赤ちゃんは勘弁してくれ」ってのは三毛別羆事件で見た言葉ですね。獣害との歴史も彷彿とさせる。 小玉マタギのあたりからファンタジーすぎる話になったのが少し残念ではある。
喧嘩ラーメン
面白い、とは思うものの主人公を好きになれない。女子高生に「売春はやるけど買収はしません」とかってセリフ言わせちゃうのどうなんだろね…
僕の妻は発達障害
言動が子供っぽくともここまで過剰に幼児みたいな絵にしなくていいんではないかな…と拒否反応が少し出てしまいました。障がいのある人を子供扱いする人、支援者でもたくさんいるので。
クマ撃ちの女
クマの怖さとかだけではなく狩猟に必要な知識(動物の動きだけでなくどう狩猟を行うか、どうしたら罰せられるかなども含め)、解体の方法など興味深くてグイグイ読んでしまいます。チアキさんが時々めちゃくちゃ怖い。
食キング
基本ハッピーエンドなので気持ちよく読めるけれど心を入れ替えるまでの店主たちがどうにもクズ揃いで微妙な気分になってしまうのが… 五稜郭亭関連に入るとまた違う雰囲気になりますね。五稜郭亭関連者は新選組にまつわる名前なんだろうか。
雨・樹村みのり初期短編集
かなり昔のお話なので現代よりもシビアな世界というか。「にんじん」「まもる君が死んだ」が特に心にずしっと響きました。「まもる君が死んだ」は学校からも近所からも爪弾きにされてる可愛そうな小学六年の男の子が川に沈んだらしい…という始まりから、周りの人たちが自分の罪を振り返るすごいお話です。すごいよ。
越後屋でございっ!
懐かしい!読めて良かったです。焼印とかダイヤの指輪でガラスを切るとかモスグリーンとかこの(読切含む)マンガで学んだ気がします。美男ヒーロー美女ヒロインにあるまじき、骨格すら変わるレベルの変顔がすごい!
四つ葉のクローバー
懐かしい〜!ちゃおで読んでました! 四つ子の探偵が様々な問題を解決していくお話です。目立ちにくいけど四人それぞれ得意なものも違っている、という設定。もうちょい見た目に違いがあっても良かったかもとは思います。 読切の「とりあえずおジャマ虫」は戯画化しているとはいえGがたくさん出てくるので苦手な人は気をつけてください。
オルフェウスの窓【セミカラー分冊版】
一部、二部、三部のストーリーが驚くほど違い過ぎて、一部がきれいに収まったのにどうしてここまで?と思ったのですが、おそらく一番描きたかったのは三部だったのでは?と思えてきました。 ロシアの情勢が現在につながるように思えるので是非三部を読んでください。 それにしたって悲劇的すぎるなー。
「子供を殺してください」という親たち
いきなり一話目から猫が惨殺されているのでちょっと無理でした。これから読む人で猫が痛い目に遭うのが苦手な人、気をつけて。
星屑の少年たちへ
とても面白く読んでいるのですが、ゆとり教育のせいで精神的に歪んでしまった女の子がいるという意見をかなり強めに描いているのが引っかかってしまいました。作中で批判されてはいますが…。
サマヨイザクラ
大変引き込まれたけど最後の展開はなかったほうが良かったような気もした。実際に裁判員制度で選ばれた人が「異議あり!」って判決直前に言えるのかな?と思ったらこれまで重ねてきたリアリティが一気に削れてしまった気がします。 ですが嫌ーな感じの婆さんとかオッサンとかのザラザラ感がすごい。ステレオタイプギリギリのラインではありますが。
喰わせモン!
面白い!のに、主人公のキャラクターがあんまりにも倫理観やばすぎで離脱する人は多そう。 確か味っ子2のラストで主人公たちがゲスト出演していたような…? 復興した神戸を舞台にしていたり、味っ子や将太の寿司でちらっと見えた作者さんの優しさが見え隠れはするものの。
修理もん研究室
私はかなり好きなんですが短命に終わったのかな?(まだ途中) 古生物学で化石などの修復をしているために欠けた白磁だの漆の器だのを鮮やかに直してしまう主人公。ただし倫理観に難あり。 災害時津波などの被害を受けた古文書などの修復に興味があったので面白く読んでいます。古生物じゃなく歴史系の人にも勧めたい。 女性は男性のアクセサリーみたいな生き方をしなくていい!みたいなバシッとした言葉が出たりもするけどいきなり助手の髪の毛切るのは場合によっちゃ暴行では。
ゴッドハンド輝 超合本
天才外科医が命をかけて飛行機事故から救った青年が自身も外科医になり、窮地に立つ(難しい手術だったり、異変がある患者さんと遭遇する)と心臓マッサージの痕が導くように彼の手術に力を与える…という「ありえない」お話ですが、面白い。 寝違えた時こうストレッチするといいよ!という画像が回ってきたのは結構最近だったはず。ここで読み放題になったのはナイスタイミングです。
マラソンマン 超合本
一気読みしたくなる作品! 導入部など親として大丈夫かと問いたくなるものの、マラソンパートに入ったらぐいぐい引き込まれました。
だいらんど【新装版】
わー!新装版! メルヘンな絵柄が痛烈に効いています。 ヤクザが主人公で死を覚悟した瞬間、メルヘン世界「だいらんど」にやってきた…という冒頭からもうすでに斬新です。 オチは感動。読んでみてください! メリーアンももちろんかわいいけれどルーシーが魅力的。彼女はだいらんどに来る前何があったのかな…
ケーキの切れない非行少年たち
しょっぱなから重い。 模範生だったのに再犯でまた再会とかつらすぎる… 「ケーキを三等分できない=みんなが平等になる答えに至れない」とのことで、軽度の知的障害があるのでは?と思われる人が罪を犯すことがあると。 「少年院よりも世間の方が生きづらかった」という言葉が突き刺さる。 適切な支援につながれていたら、というのはたらればになってしまうのですが…明日は我が身という気持ちになります。 みんな坊主頭なので人間の区別がつきづらいのがちょっと困りました。
Artiste
大好きです! やたら不遇な扱いを受ける主人公ジルベール。それはあまりに鋭すぎる味覚と嗅覚のせいだった。色々あって引き抜かれた先のレストランで、ワケありの同僚が揃う。今で言う発達障害的なキャラクターなのかな、という人もいます。 芸術家に安く部屋を貸しているアパートに住むので住人たちもクセがすごい。 料理を作る人も芸術家、という考え方が好きです。
華喰ふ鬼
絵も綺麗お話も(ハードではあるけど)悪くない、それだけに続きがないとはなんとももったいない…
レニフィルの冒険
懐かしいですね〜。ギャグ王で連載されていたものです。 表紙のタイトルがブツッと消されてるのはなんらかの制約があるのか。かわいい絵だったのにちょっともったいない。 かなり王道のひと昔前のRPGですよね。エルフにドワーフにオーク。 出版社にあれこれあってギャグ王も廃刊したためか4巻がかなり駆け足になっているのが惜しい!(レニの顔も少し変わっているような?)
死役所
なんとなく敬遠していたのですが、ツイッターでとある1話を読んで読みました。どれもこれも面白い。どれもこれもどうしようもないけれど救いもある。 亡くなった方は死んだ時の姿なので、そういうスプラッタ描写が苦手な方はご注意。 「カニの生き方」が一番好きでした。数々の相方を失った芸人さんたちの顔が脳裏をよぎった。 死を扱う以上死刑や犯罪や裁判や宗教や薬物依存や摂食障害などハードな話がずっと続き、救いのある話の方が少なく感じるので心の余裕がある時におすすめ。 同性愛は相手が倒れても権利がないから付き添えないとか煽り運転からの死とか新興宗教とかこの世のきっついところをたくさん見せてくるのに、読後感はそう悪くない(時々ひどいのがあるけどそれもまた味)のが不思議。
影の国から
いきなりBLになってちょっとびっくりしてしまいました。苦手な人は注意かも。
応天の門
ずっと気になっていたので読めて嬉しい。 主人公が菅原道真ってもうすでにバッドエンドが決まってるようなもんじゃないですか… 歴史ものというよりミステリーとして読むのが正しそうですね。 解説が細かく挟まってるんですが、恐らく藤子不二雄F先生の「気楽にやろうよ」と思われる作品を赤塚不二夫先生の作と間違えて書いちゃうのは何かとまずくはないかなとは思う。
最後のレストラン
テーマはいいんですけど店長のキャラクターに馴染めず。無念。
【1型】~げんきの森日記・Hello,world~
これ、プリントアウトして小学校の保健室とか図書室に置いといた方がよくないですか? 「糖尿病=贅沢病」という偏見があって(2型はそういう側面もあってあながち間違いでもないんですけどね…)、子供はならないとか親の教育が悪かったとか言われがちと聞きます。違うんだよ、本人が一番大変だしこうして体調管理をしているよ、という知識の一助になるはず。
地上の一点~耕野裕子自選作品集~
たまたま開いてとても良い作品群だったので感動しました。もっと読まれてほしいな。 妊娠したの、から始まるもめごと。安売りのキャベツから始まる悲喜劇。トミーというロボトミー手術からつけられたあだ名を持つ冷淡な男の子…。どれも一筋縄ではいかない話です。
将太の寿司2 World Stage
テーマは悪くないんですけどね。前作ファンからすると、回転寿司に客を取られるいつもの面々というのはしんどいのかもしれない。 日本料理店にありがちな年功序列と封建主義の批判なんかも入っているので嫌いな人は嫌いかもなー。 私は好き。サハルちゃんが魅力的なのでそれだけでも見てみてほしい。 奇抜に見えるかもしれないけれど、前作からの「今いる目の前のお客様を大事に」はきちんと貫いていますよ。
ビオランテ
メアリ1世が即位する前からエリザベス1世が即位するまでの復讐譚。過酷すぎる運命に翻弄されながらも生き続けるエルシーの姿が強すぎる。フランシス帰ってこーい! ただ、人の死に重みがなく、ああ死んだわ、みたいな気分になってしまったのが少し残念。 今気づきましたがエルシーとフランシスってコティングリー妖精事件のお名前…。
ミスター味っ子Ⅱ
陽一が主人公の1ではあまり描かれなかった「店を経営すること(=コスト、人数をさばくなど)」「長い時間の被災した避難所での食事」「次代を育てること」「食文化の多様性と互いに認め合い育て合うこと」「安くて旨いを求めてしまう客としわ寄せが行く農家の苦境」がみっしり描かれています。 どちらかというと奇抜なアイデアや旨い時の表情表現が楽しかった(それも魅力!)味っ子1や将太の寿司と比べると大人しく見えてしまうかもしれませんね。 お馴染みのあの人やあの人の成長した姿よりも、陽一の息子陽太とその仲間たち、陽一が才能を見出したシオンとアランの成長などがみずみずしく楽しいです。 苦労したがゆえに冷めた目をして突き放し気味なタッキーが最高に好き。 喰いタンの高野先生もゲストでちょこちょこ出てきたり。
シュガシュガルーン
魔女の子ショコラとバニラは魔女の女王となるために人間界に降り立った。 人間界のハートをたくさん集めた方が女王になれる。 人間のハートはたくさんの色がついていて、ピンクやオレンジなど恋をしたハートが最も価値がある。 かわいいけれどそれだけでは終わらなそうなお話!
泡と兎と首飾り
どれもこれもすごく不思議。 宝石の女はちょっとよくわからなくて何回か読み直さないと飲み込みにくかったです。 獅子がよく出てくるのを見ると「幻獣の國」のコマちゃんを思い出します。お好きなんでしょうね。 「水酔放浪記」は立って歩くウサギさんが主人公。猫と犬を飼っているのがなんだか良い。コーギー?のコヅツがかわいい。
浪漫劇場
トーンを使わず線とカケアミで表現される世界、外国の山や湖や駅の風景、パキッとした絵柄、少し冷たいようで温かな物語。好みストライクです。 タイトルの文字とかもご自身で描いてるんだろうなー。センスがバチバチで良い。 いきなりバトルものが入り込んだりSFチックだったりと一定のラインではない物語が集まってます。
ブラッドハーレーの馬車
「赤毛のアンのような作品を作ろうと思った」そうですがどうしてこんなことに。 1話目からもうすでに痛々しくてつらいです。救いはありません。 因果応報という終わり方なのかどうか。戦争が起きなければこの悪しき祭りは続いていたのか? 希望に満ちて幸福だった瞬間からどん底に落とされる絶望たるや。 なのに読まされてしまいました。
春風のスネグラチカ
作者さん曰く「ツン95%のツンデレっ娘が出てくる話」が「ツンデレのハゲたオッサンの話になった」とのこと(合ってます)。 イパチェフ館の惨劇は知っていたので「ユロフスキー」の名前が出た時はヒッと息を呑みました。 謎めいた男女の話からロシア帝国の終わりの歴史に絡んでいく物語。お見事です。
いってきます
「男なら強くならなきゃな」も「学校くらい行けなくてどうする」も「学校のトイレで大したらからかわれる」もなくなるといいのになあ。 ひとつひとつは小さなことかもしれないし、後から考えたらなんであんなことでって思うようなことでも誰かの心を折るには簡単ですね。
Dr.コトー診療所 愛蔵版
ドラマ化した作品なのであえて詳しく書かなくとも大丈夫でしょうか。 孤島にやってきた謎の凄腕医師。最初は島民に受け入れられなかったが、その医術とどこかとぼけた性格にみんなが心を開いていくという良作です。 凄腕医師がキャリアの座から追い落とされた理由のエピソードも「らしいなあ」と思わされてしまいました。 話が進むほどに他の人すら変えていってしまうコトー先生、すごい。
ベルサイユのばら
面白すぎてかじりつくように読んでしまいました。 結末は皆さんもうおわかりでしょうけれど、結末がわかっているのにこんなに面白いという。こんなに愛おしく描いておいて好きにさせておいてあの結末なので作者さんが憎い。 少女漫画と侮るなかれ。骨太の歴史ものですよ。 実はアニメとはちょっとだけ違うようです。
桜人
後味が悪くなりそうな要素がどのお話も少し加えられているのに、読後感はホロリと来ます。 比較的若い人でも死を逃れられるわけではないところがなんともご都合主義でないのが人によっては評価が変わりそう。 死んだ後は年齢も関係なく、死んだ順番も関係なく。そうならいいなと思います。
聖女(マドンナ)はスノウ・ホワイト
表題作は「聖女殺人事件」を先に読まないと何がなんだかわからなくなるので先に読んでください。サスペンス…かな?ミステリーではないですね。謎解きとかはないので。 赤星学園の話はありえないギャグではあるのですが貧乏だからバイトして生活するけどバイトすると成績が悪くなって悪循環、とか貧乏人で成績が悪いと「翔んで埼玉」みたくとてつもない差別されてしまうとかスッキリとは読めなかったです。 最後の森の中の学校の話が一番好きです。どの作品もどうにもヒーローがなんもしてないイケメンで添え物感があってあまりのめり込めず。 子供のことですぐキーキー言うオバサンとかのステレオタイプも当時としては当たり前の表現だったのでしょうが今読むとキツいものがある。
極主夫道
えっ、こんなところまで無料で読んでしまっていいんですか!?と叫びたくなるようなサービスぶり。 ただ共感性羞恥がヤバい所がちょいちょいあります。 八竜会がそこらへんのスジモンより怖い。
オルフェウスの窓
さすが名作と名高い作品。 しかしイザーク→アンドレ、ユリウス→オスカル、クラウス→フェルゼンに見えてしまうのは仕方ないか。 少しずつ読みます。
アラジンと魔法のランプ
アラジンと魔法のランプというタイトルなので千夜一夜物語のコミカライズ?かと思ったらオリジナルでした。勘違いする人もいそうでもったいない! 少し残酷で、でも終わりは少し救いがあって。 死海文書とかもう少し掘り下げたら面白くなりそうだけどさらりと終わってしまったのが残念。
Z MAN -ゼットマン-【完全版】
懐かしい! SFファンタジー、かつバトル少年マンガですね。熱い闘い、成長、仲間、ちょっとお色気。 人工生命体が人間に反逆、それを止めるシステムと人工生命体「イーデア」がぶつかりあい、世界は荒廃した。イーデアの生き残りは人間を養分としていたぶるように生きていて、それを止められるZの刻印を持った者だけ、というお話。 なかなか進まないギャンザとアジャンタの仲に萌えていたのを思い出します。あとヒルダとマゼンダが好きでした。 特徴的な絵柄とナナシのキャラを苦手に思う方もいるかもしれません。
お母さん二人いてもいいかな!?
産後うつを抱えていた人、いる人、抱えそうな人、抱えさせそうな人(これが一番多そうだし自覚してなさそう)にも読んでほしい。 中村先生は色々あって「おばちゃん」と息子さんたちに呼ばせているのですが、別の彼女さん(詳しくはこれもしくはレズと七人の彼女必読)がヘルプに来て「お母さん何か好きな食べ物ある?」と息子さんたちに尋ねた時に「どっちの?」と問い返されたというエピソードに涙腺崩壊しました。 また、長男の父親のエピソード(望まないもので、サツキさんの心を深く傷つけるものだった…)を長男にきちんと話す時も泣きました。

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聖戦記エルナサーガ【完全版】
王道ファンタジー!確かGファンタジーで連載されていましたよね。 北欧がベースです。 魔法が当たり前のように使われている世界で、ただ一人魔法が使えないエルナが、世界の均衡を保つために封印されている聖剣を抜くことができる唯一の人間…ということで利用され裏切られ旅をするごとに強くなっていき、世界全体を巻き込む壮大な話に変わっていきます。 ラヴァルタとシグルーンが好きだったのを思い出しました。女の子も頑張っていて、とても強い!是非読んで!
レズと七人の彼女たち
やっぱり語るべきは「七者面談」の話でしょうか。 中村先生の彼女さんたちだからお互いが好みストライクということも当然あって、恋敵のはずなのに「浮気する気持ちわかる」「むしろ私と付き合って」という言葉がバンバン出てくるという… 中村先生含め全員魅力的すぎます。 みんな生きてて楽しそうだな、という感想を持ったのですが、すぐ引っ込めました。彼女たちはそうして笑える前には本当に全員とてつもない苦労をしているので。 なんと中にはエリザさんという外国人の方もいて、「私たち日本語でずっと喋っちゃったね、配慮が足りなかった」と後悔を吐露した時に、ああこの人たちはすごいな…と感動してしまいました。 七人とありますがうち一人は亡くなっていて、「お母さん二人いてもいいかな」で語られています。 うらやましいという感情が正しいのかわからないけれど、こうして共にいる相手がいることがうらやましい…と思いました。
八重~会津の花~
メインはもちろん八重の物語なのですが、導入は2011年3月11日。東日本大震災の起きた日です。 八重の生き様と共に、現代のあの未曾有の災害、そしてその後の原発事故、風評被害と生きる会津の人の姿が交互に行き来するのがなんとも泣けます。 「明日を信じる」「諦めない」「負けない」 八重の姿が会津の人の力になっていく様子は感動します。 方言とか「こづゆ」(郷土料理です)とかしっかり描かれているなあと思いました。 面白かったのは偉人である坂本龍馬も会津から見たら「新政府軍に武器を渡した人」になる所ですね。
将太の寿司 全国大会編
どのエピソードも好きなのですが、無名島のおじいさんおばあさんのエピソードで涙が出ました。将太もだけど、大年寺さんもいい。 ラストの番外編で韓国に行く話があるのですが、味っ子2や将太の寿司2でやりたかったものの萌芽が垣間見えます。きっと描きたいこと描けなかったことたくさんあったんだろうな。
パスカルとバラの木【コミック版】
なんて素敵な作品! 優しい童話がたくさん詰まっています。絵柄もほんわかと優しく愛らしい。 表題作は「人間の血を飲めなくなったのでバラを代わりに食べる吸血鬼」のお話です。だけどバラがいきなり話しかけてきて、大切な友人になって……食料であるはずのバラを好きになってしまうとどうなるか、その先を是非読んでいただきたい。 一気に読まずに大事に大事に読みたい作品たちです。
銀座の番ねこ
すごく好みの作品です! 目の前のお客さんを大事にカクテルを作るけれど実力がまだ伴っていないミケ。カクテルの腕前は一流だけどどこか冷たく客目線を理解できないアメショー。 そんな二人の女性が二股かけてた男性に騙されてなぜかバーの共同経営をすることに、という始まりからして面白い。 いがみ合っていたはずの二人がお互いになくてはならない存在になっていく様子が好ましい。お酒の知識やお客さんの背景なども合わせて楽しめます。
アメリカなんて大きらい!
9.11からアメリカへ渡った恋人の行方がわからない、テロに巻き込まれたかどうかも不明。主人公は恋人の父と一緒に渡米し、彼が残した写真から足取りを辿る……という話です。 昨今のBLMに繋がる話、銃所持の問題、アーミッシュの話(初めて知りました)などアメリカが含む問題も描かれているのがすごい。 主人公がどうにもすぐ泣く割に感情で突っ走りがちなところがたまに嫌かなと感じてしまったのが残念かな。
幻獣の國物語
第1話を読んだ時に「あれ?そういやこれってどうなってるの?」と思った設定がのちのち生きてきたり、はじめはただ守られるだけで悲鳴を上げてばかりだった夏芽がどんどん強くなっていったり。すごく面白いです。 1話を読むとドリアード、ノーム、人魚、ウンディーノなどファンタジーでよく聞く種族がいて、よくあるファンタジーなのかな?と思ったのですが全然違います。確固たる世界観、科学技術的なものもあり、日本名中国名のようなキャラクターも出てきて独特なファンタジーです。 すごく気になるこれからのところで終わってしまった…(´;ω;`)続きが読みたいです…
BABEL
面白かったです! 主人公が能力を得た時に「どんな些細なことも忘れるな」と忠告されたように、ほんの些細なことが伏線につながっていたり、巻き戻った時間と巻き戻る前との差異がとても楽しい。 他の方のレビューにもあるのですが、とにかく芸能人そっくりのキャラが出てくる。というよりごく一部の重要キャラ以外ほぼ芸能人、くらいの確率です。しかも惨殺されたりどうしようもないゲスだったりするのはあまり趣味が良いとは言えないと思います。何か問題にならないか心配なくらい。
愛がなくても喰ってゆけます。
ストーリーものではなく作者さんのグルメエッセイ…ということで良いのでしょうか? 美味しい料理をただ食べて紹介しつつ、作者さんの日常ほんの少し、という感じ。 すっぴんのお顔を過剰に醜く描いているのはやりすぎではないかな〜と少し思ってしまいました。
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