何と熱い純愛物語か。
「哀暗馬」編は最高です。
最後に一組だけ幸せになりました。
切ないです。
小池一夫原作はエピソード毎にかかわる女性が亡くなる場合が多過ぎる。
「哀暗馬」編は最高です。
最後に一組だけ幸せになりました。
切ないです。
小池一夫原作はエピソード毎にかかわる女性が亡くなる場合が多過ぎる。
時代ものを偶に読むとあ~っ日本人だ~って思います!小池一夫原作者さんは昭和に育った私はその当時からよく名前は見聞きしていましたね!!此方は時代ものサスペンスアクションドラマと言える史実も織り交ぜたフィクション!!!武士の忠義礼節権力に恋愛もその時代の気質にて見せるストーリー!!!その時代の言い回し(遠回しや何かを含ませるや)が大好きで、昨今は親に対してさえ無くなった礼節恩義などの所作や振る舞いが堪りません♪資料や知識に基づく構成や意表をつかれる展開が小池一夫さんのどの作品にも感嘆します!作画も描き込みも人物描写や描き分けも感動もので、日本人の顔立ちそのままに特に老人には目を見張りました!全話無料ありがたく拝読しました♪
なんという作品だろう…。まだ幼い和子姫を何故これほどまで守るのか。何の説明もしないが故に、逆に「絶対に守護し奉らん」とする三郎の気魄が伝わって来る。なんの腹蔵も理屈も無いそのひたすらな凄みに応え、姫も逃れようのない、自らの運命に立ち向かう。そして成長すると共に、三郎と姫とは心のつながりを更に深くして行く…。幾十もの人々が命を落とす暗闘の中を、無我に徹して姫を護り駆け抜けた三郎。その生き様はただただ胸を打つ。
恐らく、この作品は時代劇の中で格別な対象だろうと思う。これは別格な恋愛ものドラマではなかろうかと考えた。年齢的な差はあれど【人を好き】になる想いに制限はあるまい。【源氏物語】或いは【弐十手物語】とはテーマの置き場所が違う感動のドラマだと思う。
守らるる者、守る者、置かれた立場が違うにも拘らず、只、一点の【想い】に惹かれ合う者達。本音を口にせずとも【傍にいよ】と、常に【傍におる】と応える者。
忠義という意味合いもあるのだろうが、【情と言う愛】が無ければ信念を貫くことは出来ぬだろう。思うに二人は【好き】あっていたに違いない。ドラマ上における姫の行動にそのことが見られる。だが、無残にもその思いを壊したのは両親であろう。時代的な流れから見たら、それもやむを得ぬのかもしれぬ。
さぶろうの最期が見事過ぎるが故に、姫は一体何を見たのか思ったのか、その後の姫の活躍が見たかった。
守らるる者、守る者、置かれた立場が違うにも拘らず、只、一点の【想い】に惹かれ合う者達。本音を口にせずとも【傍にいよ】と、常に【傍におる】と応える者。
忠義という意味合いもあるのだろうが、【情と言う愛】が無ければ信念を貫くことは出来ぬだろう。思うに二人は【好き】あっていたに違いない。ドラマ上における姫の行動にそのことが見られる。だが、無残にもその思いを壊したのは両親であろう。時代的な流れから見たら、それもやむを得ぬのかもしれぬ。
さぶろうの最期が見事過ぎるが故に、姫は一体何を見たのか思ったのか、その後の姫の活躍が見たかった。
すごかった。。。!最後ぷっつり終わってしまったのであと1話ぐらい後日談的なものでもあればよかったなと思います。さぶろうの超人的働き、忠誠心、愛もすごいですが、和子の強さや置かれた立場の理不尽さにも胸を締め付けられます。他の人物の心も丁寧に描かれていて、ばっさばっさ人が斬られるのを見るのは怖いですが、魅力的な作品でした!
緻密な絵、豊かな表情、デッサン力絵力が高すぎます。歴史上の大きな出来事に絡めつつ裏テーマの身分違いの恋がしっかり描かれててそちらに引っ張られてどくはしました。特に三郎が占い師に会いにいったところはおばばの言葉にとても感銘を受けました。普段は苦手な時代物もこれからは試してみようと思わせるお話でした。
本名は片乞三郎なのにいつしか「片恋さぶろう」と呼ばれるようになった男が命をかけて徳川家康の孫娘・和子を守る物語。スキマの仕様上の都合により星5個としましたが、本来なら星7個ぐらいがふさわしい。
小池一夫作品の隠れた名作のひとつ。他の小池作品ではある者は離れ離れになった女を命がけで探し求め、またある者は失った女のために復讐鬼となるが本作では決して結ばれることのない最愛の女性のために命を懸けて仕える男の物語。こういう愛の形もまた素晴らしい。
姫のわがままに腹がたつ、というレビューもわからないではないが,しょせんは江戸時代の儒教的価値観を背景とする物語。いつの時代も、理屈や善悪ではなく決めた事に命をかける生き方を全うするのは,美しく悲しい。
老家康の悲願は徳川安泰のため齢8つの和子姫を天皇の下へ入内させる事。
京の公家は阻止するべく刺客を送り込む。それを守るが片乞三郎と。
タイトルが片恋だから思わずエッと思いましたが、当然ながら忠義の愛。
そこまでするか!という命の尽くしっぷりはまさに献身。
人生丸ごと捧げる姿に胸打たれました。
気迫の凄味が充満して最後まで突き進む怒涛の物語。傑作です。
あと、収録されているカラーイラストの美しさよ。
京の公家は阻止するべく刺客を送り込む。それを守るが片乞三郎と。
タイトルが片恋だから思わずエッと思いましたが、当然ながら忠義の愛。
そこまでするか!という命の尽くしっぷりはまさに献身。
人生丸ごと捧げる姿に胸打たれました。
気迫の凄味が充満して最後まで突き進む怒涛の物語。傑作です。
あと、収録されているカラーイラストの美しさよ。
順位をつけるのは失礼でおこがましいが、小池先生の
「子連れ狼」「葬流者(ソールジャー)」につぐ名作ではないか!
嗚呼(ああ)! 片乞三郎~ッ! 日本一じゃ~ッ!
日本一強くて!日本一哀しい男じゃ~ッ! (号泣)
「子連れ狼」「葬流者(ソールジャー)」につぐ名作ではないか!
嗚呼(ああ)! 片乞三郎~ッ! 日本一じゃ~ッ!
日本一強くて!日本一哀しい男じゃ~ッ! (号泣)
最初は読み辛かったのですが…
「さぶろう」のように、
自分達も名も遺さなき子孫の1人と思えば
現代…生きることにも希望が持てますね。。。
是非とも N**の大河ドラマではなく
TVで時代劇が観れなくなった最近
鬼平犯科帳並みに観たい!と思いました☆
「さぶろう」のように、
自分達も名も遺さなき子孫の1人と思えば
現代…生きることにも希望が持てますね。。。
是非とも N**の大河ドラマではなく
TVで時代劇が観れなくなった最近
鬼平犯科帳並みに観たい!と思いました☆
名作です。無料でこれほどクオリティの高い作品を読めることに感謝しかありません。
wikipediaやアマゾンにも、まともな作品紹介が無く、いかに知られていないかが分かりますが、このような過去の名作に出会わせてくれた、漫画サイトにも感謝です!
wikipediaやアマゾンにも、まともな作品紹介が無く、いかに知られていないかが分かりますが、このような過去の名作に出会わせてくれた、漫画サイトにも感謝です!
重傷を負ってるのに身を清めるために湯浴みをしたり激痛の中も命を燃やして礼儀を尽くして参上するという…凄まじい生き様というか一途な愛であり忠節…。泣いた。男の純情に胸が揺さぶられる。